しみけん「女性にも聞いてもらいたい」 包茎=男性の問題だけではなかった…
包茎と子宮頸がんの関係を聞いたしみけんさんは「『HPVワクチン打て!』じゃなくて、男も切れ!」とコメント。
人気男優のしみけんさんが28日、自身のYouTubeチャンネルを更新。
男性の問題と捉えがちな「包茎」ですが、女性の子宮頸がんに深く関わりがあることが医師によって説明されました。
■包茎、何が問題? 「全部問題」
「正しく理解する包茎とHPV」と題した今回、日本一の手術数を誇る“包茎治療のカリスマ”・本田昌毅医師(本田ヒルズタワークリニック総院長)が登場。
しみけんさんは「ホントはこわ~い包茎問題」「女性にも聞いてもらいたい内容」と伝え、どうやら包茎=男性の問題だけではないようです。
「包茎」とひとくちで言っても、手で包皮を剥いたり勃起したりすることで亀頭が露出する「仮性包茎」、陰茎を包む皮の出口が狭く、陰茎の先が出ない状態である「真性包茎」、包皮先端口の部分が狭く、亀頭などを締めつける状態である「カントン包茎」の3種類に分けられます。
しみけんさんが「どの包茎が問題ある・ないってあるんですか?」と質問すると、本田先生は「全部問題です」と回答しました。
関連記事:粗品「包茎手術」の可能性に言及 「全部試してみようかなと」
■包茎の人には粘膜型のHPVが…
近年、耳にすることが増えたHPV(ヒトパピローマウイルス)。これは、性的接触のある女性の50%以上が生涯で一度は感染するとされている一般的なウイルス。
子宮頸がんのほか、肛門がん、膣がんや尖圭コンジローマ等多くの病気の発生に関わっており、2009年12月にはHPVのワクチン接種が開始されました(2013年3月29日の参議院本会議で4月1日から定期接種化させることが可決成立)。
HPVについて、本田先生は「大きく分けて『粘膜型』と『表皮型』に分かれ、粘膜型は子宮頸がんのもと。表皮型は手とかにできるイボ」と説明し、「包茎の人には粘膜型のHPVが高確率でいる」と衝撃の事実を伝えます。
これに、仮性包茎だというしみけんさんは「え!? 僕にもいるんですか?」と驚きますが、本田先生は「100%ではないですけど、95%いる」とコメントしました。
関連記事:しみけん、女性がエッチで痛くなる原因と対策に言及 「奥まっていて…」
■包茎がなくなれば、子宮頸がんは95%なくなる
実際に包茎は“包皮”という皮膚ですが、皮の中がジメジメ・ヌルヌルしている状態のため「粘膜型のHPVが粘膜と勘違い」しているのだとか。
本田先生は「問題なのが、これでセックスすると粘膜型のHPVが(粘膜である)子宮や膣に居着いちゃうとそこでガンになる」といい、男性側はガンにはならないものの(ウイルスが粘膜と勘違いしているだけで、実際には包皮のため)、相手の女性がガンになってしまうといい、「包茎がなくなれば、子宮頸がんは95%なくなる」と説明しました。
※(編集部注釈)包茎は、HPVを感染させる確率を高めますが、包茎であるだけでは、子宮頸ガンの原因にはなりません。
関連記事:しみけんが生み出した!? “肛門浴”が世界で流行中
■しみけん「皮切り党」で立候補!?
「道徳的に考えて、(子宮頸がんの)元になる包茎を治せばいい」と話す先生に、しみけんさんは「“子宮頸がんワクチン”っていう名前も疑問視ですけど、国も『HPVワクチン打て!』じゃなくて、男も切れ! ですよね」と共感。つづけて「先生、一緒に選挙に立候補しましょうよ『皮切り党』で!」と提案し、先生を笑わせました。
- 1
- 2