Jアラートで『ラヴィット』川島の対応が注目集めた理由 約5割が「救われた」
不安なときこそ、いつも観ていた番組や娯楽に心救われるという人は大勢いるよう。
2022年は10月と11月に北朝鮮からミサイルと見られるものが発射されたとして、日本政府が全国瞬時警報システム「Jアラート」で各地に警戒を呼びかけ。
安全が確認された後も多くの放送局がこのニュースを扱っていたなか、『ラヴィット!』(TBS系)の対応が注目を集めました。
■「ラヴィットらしく」いち早く通常放送に
昨年10月4日朝7時過ぎ頃、Jアラートの発表を受けてTBSも緊急速報に切り替えられ、各地に避難等が呼びかけられました。
その後、安全が確認できたとして、この日はり約35分ほど遅れて『ラヴィット!』の放送がスタート。
SNS上では「空襲警報」がトレンドに上がるなど日本中の人々が恐怖心を抱えていたなか、番組司会の麒麟・川島明さんは「予定を変更して8時35分からの生放送となりますが、ラヴィットはラヴィットらしく頑張っていきたいと思います!」と笑顔であいさつ。警報については触れず、いつもどおりの番組が放送されました。
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■「救われた…」と多くの反響
同局の対応と川島さんのコメントに、視聴者からは「いつも通りのラヴィット、ありがとうございました」「ラヴィットに元気もらえた」「朝から不安なニュースばかりで気が滅入りそうでしたが、川島さん、田村アナ、火曜日レギュラーの方々の笑顔に救われました」といった声がつぶやかれ、多くの反響が。
警報音などを聞いて不安になっていた人も多くいたなか、“いつもどおり”の対応にほっと和んだ人が少なくなかったようです。
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■約5割「娯楽に心救われた経験あり」
ちなみに、fumumu編集部が全国の10代~60代の男女800名を対象に、バラエティー番組などの「娯楽」に関する意識調査を行なったところ、全体で52.0%の人が「災害などの有事のとき、娯楽に心が救われた経験がある」と回答。
男女別にみると、男性の44.3%に対して女性は59.2%と女性のほうが高い割合に。
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■11月には「マグロ解体ショー」も
さらに、同年11月3日にも北朝鮮からミサイルが発射されたとして、朝8時前にJアラートが発表。安全が確認されてから約50分遅れで番組がスタートすると、川島さんはこのときも「祝日らしく、穏やかに明るい放送にしたいと思います」とあいさつ。
さらにこの日は、生放送のスタジオでマグロの解体ショーが行われ、視聴者から「ミサイルという武力をマグロ解体という文化でねじ伏せる番組」「『よいしょー!』と明るくマグロの解体ショーを続けるラヴィットに救われる朝」という声のほか、「緊急事態でテンション保つのも難しいだろうに…」と川島さんや出演者たちを称賛する声も見受けられました。
有事だからと自粛しすぎるよりも、不安なときこそいつも観ていた番組や、ちょっとした娯楽に心が救われる…という人は多くいるようです。
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(文/fumumu編集部・衣笠 あい)