梅沢富美男、億超えの借金を背負った壮絶話披露 「普段はスケベな親父だと…」

梅沢富美男さんが『徹子の部屋』で亡き兄・梅沢武生さんの借金を背負って9年で完済したエピソードを語り話題に。

梅沢富美男

26日、黒柳徹子さん司会のトーク番組『徹子の部屋』(テレビ朝日系)に、俳優・梅沢富美男さんが登場。

昨年亡くなった兄・梅沢武生さんの借金を肩代わりした壮絶エピソードを語り、反響を呼んでいます。



■「下町の玉三郎」と呼ばれるスター

梅沢富美男さんといえば、大衆演劇のスターで「下町の玉三郎」と呼ばれる女形の人気者。徹子さんとも旧知の仲で、過去には何度も共演したことが。

およそ約40年前に『夢芝居』という曲がヒットした際、徹子さん直々に「あなた私の番組に出なさいよ」と声をかけられ、伝説の歌番組『ザ・ベストテン』に出演。

番組の反響はすさまじく「在庫がないくらい」売れたと回想し「黒柳徹子さんっていうのは私にとって縁のある方で」「徹子さんには一回も逆らったことがないんですよ」と、本人を目の前に熱弁していました。



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■「兄貴騙されましてね」と借金告白

梅沢さんは、今までテレビでは言ったことがないと前置きをしながら、壮絶なエピソードに言及。

「兄貴騙されましてね」と切り出し、「役者さんばっかりやっていたから、社会的なことに詳しくないんですよ」「これやんなって、何でもお話いただいて『そうか、いいよいいよ』ってハンコをついてしまったって言うのがありましてね。何十億も借金しちゃって」と話し、徹子さんも「あらいやだ、お兄様が使ったんじゃないのに?」と驚き顔に。

家やビルも借金のカタにとられてしまい、それでも借金は「何億円も残って」しまったとのべています。



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■借金「私が全部引き受けますから」

弁護士には「兄が破産宣告をする」ことを勧められたものの、「兄貴にそんな思いはさせたくない」と思い「私が全部引き受けますから」と宣言した梅沢さん。

借金は2020年に完済できたとのことですが、その間にはおよそ9年の年月が。徹子さんは「奥様の明子さんは借金についてなにかおっしゃってました?」と、妻の存在に言及。

梅沢さんは「私がなんとなするわよ、って女房が全部やってくれました」と銀行の手続きなど引き受けてくれたと語り、妻への感謝の気持ちを表明しています。



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■「変なスケベな親父だと…」と自虐も

重めのエピソードを語った後に、梅沢さんが「普段は変なスケベな親父だと思っている方もいるでしょうが…」と自虐すると徹子さんは「いると思います」と即答し、梅沢さんは「ちょっと間をおいていっていただけないでしょうか」と苦笑いも。

借金を完済した梅沢さんは、寝たきりになってしまった兄に「兄貴もうなんにもないんだよ。10円のお金も借りていない方安心してね」と伝えたところ、「富美男ありがとうな」と答えてから旅立っていったと語っています。

『徹子の部屋』はTverで配信中

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(文/fumumu編集部・星子

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