谷原章介、14歳の強盗模倣犯に呼びかけ 「お金を手に入れたとしても…」

14歳の中学生2人組が宝飾店のショーケースを割って30万円のネックレスを盗み経営者をハンマーで殴打して逮捕。

谷原章介

26日、朝の情報番組『めざまし8』(フジテレビ系)で、14歳の中学生2人組による強盗事件を報道。

日本全国で相次いでいる強盗致傷・殺人事件を模倣したのではないかと思われる少年犯罪に、怒りの声が集まっています。



■14歳の男子中学生2人組が強盗

24日、広島県呉市の宝飾店で強盗事件が発生し、逮捕されたのは14歳の男子中学生2人組でした。少年2人はショーケースを割って30万円のネックレスを盗もうとしているところを経営者に見つかり、もみ合いに。ハンマーで経営者の頭を殴打して、全治10日間のケガを負わせました。

警察は防犯カメラの映像から中学生2人を割り出し、強盗致傷の容疑で逮捕。タイミングや手口から、全国各地で相次いでいる強盗事件を模倣した疑いも。

宝飾店経営者は番組に取材に対し、「強盗致傷のような犯罪を14歳がやるというのがショックで模倣犯だとすると、(模倣)しないように注意喚起をしてほしい」とのべています。



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■逮捕されにくい海外から実行犯に指示

一方で、相次いでいる本家の強盗事件にも、新たな展開が。警視庁の調べで、フィリピンに滞在しているとみられる「ルフィ」と名乗る人物が、実行犯に指示していた可能性が浮上しています。

専門家は、犯人が海外に拠点を置いて、逮捕されにくい状況を作った上で指示を出していると考察。遠方の司令塔から、SNSなどで募った一般人を利用する手口について解説しました。

実行犯は主にネット上で募集され、「#闇バイト」というワードにみならず「#高額#即金#お金に困っている人」などのワードも使用。場合によっては、一部のアンダーグラウンドな人間にしか分からない「隠語」を使って募集をかけるなど、手口が巧妙化しているそうです。



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■大金を手にしても人生には「マイナス」

司会の谷原章介さんは、「あらためて14歳の中学生にまで影響を与えたかもしれない強盗事件…社会の大きな問題だと思うんですよね」と、不穏な社会状況を憂慮。

中学生2人組に対しても、「一時期だけでも高額なお金を手に入れたとしても、それはいっときでしかなく、人生において大きな影響…マイナスの影響でしかないということをあらためて、14歳の中学生の方たちには見つめ直して更生をキチッとしてほしい」と、強い口調で苦言を呈しています。



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■「本丸」を捕まえる重要性を強調

続けて谷原さんは、新たなる模倣犯を生まないためにも「こういうことをやっても『いいことはないんだ』とするためにも、なんとかしてルフィと呼ばれる人物、海外に拠点があるかもしれませんがなんとかして警察には検挙をしてもらいたい」と力説。たとえ時間はかかっても指示役である「本丸」を捕まえる重要性を訴えています。

なお、警視庁は警察庁などと連携して捜査を進める方針を明らかにしています。

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(文/fumumu編集部・星子

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