益若つばさも発症した「帯状疱疹」増加 コロナ禍で発症リスクは上昇か
『めざまし8』では益若つばささんも闘病中の帯状疱疹について取り上げ「発疹が出て3日以内であれば重症化を防げる」と紹介。
19日、朝の情報番組『めざまし8』(フジテレビ系)では、タレントの益若つばささんが帯状疱疹にかかって闘病中であることを報道。
「コロナ禍で帯状ほう疹が増えているのではないか」という疑問を深掘りし、反響を呼んでいます。
■重度の帯状疱疹で闘病中の益若つばさ
益若さんは16日、インスタグラムに「帯状疱疹続いてます。クリスマス以来まだメイクできない。悲しい」と投稿。
昨年末、頭痛を訴えて院で受診したところ、重度の帯状疱疹になっていることが発覚した益若さん。
今回の投稿では、「帯状疱疹はね、目の近くだったからちゃんと治さないと失明する可能性あるんだって。ええぇ。!そんな怖い病気だったの?! 気づいたらすぐ治さないと後遺症が酷いらしい」とも記しており、自身は早めに受診したので「今回は大丈夫そう」とファンを安心させています。
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■50代から急激に増加する帯状疱疹
同番組では、帯状疱疹の主な症状として「顔や胸、背中などのどちらか一方に痛みが走り、赤い発疹や水ぶくれが帯状に現れる。眠れないほどの激しい痛みになる場合も」と解説。
目の近くに症状が出ると「視力低下、重症化の場合は失明」、耳の近くでは「目眩、耳鳴り、重症化では難聴や顔面麻痺」の恐れもあるとも伝えています。
調査によると40代を境に発症する人が増え、50代から急激に増加、70代でピークを迎えるとのこと。原因としては、過去に感染した水疱瘡ウイルスが神経に潜伏しており、免疫力が下がると発症すると言われています。
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■コロナ感染のみならず運動不足でも免疫低下
猛烈な痛みを伴う帯状疱疹ですが、増加した理由のひとつとして考えられているのが、コロナ禍による免疫力の低下。
番組の中で医師は、「コロナ感染症で免疫力が使われている」ことから帯状疱疹発症の危険が上がり、さらにコロナ後遺症によって発症につながる可能性も。
また「コロナで心配で外に出るのが面倒くさくなって家の中にいるから運動不足になって免疫力が下がって帯状疱疹になりやすい」など「いろんな複数の原因が重なっているんじゃないですかね?」と、推察していました。
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■早め早めの治療開始を呼びかけ
女性の方がかかりやすいというデータもあるようですが、国際政治学者の三浦瑠麗さんは、「私ぐらいの年代でも30代くらいの頃から周りの女性にチラホラ聞くようになったという感じはあります」「ひょっとすると40代くらいから女性の筋肉っていうのはけっこう一気に減っていってしまうので、男性に加えて出歩く頻度も少ないのかもしれないし、基本の活動力を意識して増やしていかないと」と、自身も水泳を始めたことも告白。
番組では、帯状疱疹が「抗ウイルス薬」で治療できることも強調し、発疹が出て3日以内であれば重症化を防げると紹介。また、50歳以上の方を対象としたワクチンを接種することによって帯状疱疹を予防することも可能。
あらためて、早め早めの治療や対策を呼びかけています。
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(文/fumumu編集部・星子)