女性にとって毎月ある生理。症状の重さは人によって様々ですが、仕事の場面では言いづらいこともあるようです。
■女性の約7割「仕事を休みたい、と言いづらい」
fumumu編集が全国の10代~60代の女性495名を対象に「生理痛」に関する意識調査を行なったところ、全体で72.9%の女性が「生理痛がひどくても『仕事を休みたい』と言いづらかったことがある」と回答。
年齢別に見ると、最も該当率が高かったのは30代の79.6%で、その次に50代の72.2%が並びました。
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■30代女性「いつも我慢してます」
編集部が取材した30代女性は「生理痛で休んだことはないです! 個人的にはそんなに症状がひどくないほうだと思ってるのでいつも我慢してます」と回答。
また別の60代女性は「私たちの世代は生理痛で休めなかったので…。一番ひどいときは我慢するしかなかったです。カイロを貼って薬を飲みながらなんとかやりすごしていました」と話してくれました。
インターネット上でも「仕事中お腹いたがってうずくまる」「生理痛がきつすぎて明日休みもらえたんだけど、上司に休みたいって連絡するのに30分くらいかかった…めちゃくちゃ緊張した」の声が多々。
「生理痛ひどすぎて全く動けなくて仕事休んでしまった。なんだか罪悪感だけど、休みづらい理由よな~」とつぶやいている声も見受けられました。
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■「生理と向き合う」ことの重要性
タレント、SHELLYさんのYouTubeチャンネル『SHELLYのお風呂場』では「100人いたら100通りある生理」の症状について、まずは「生理と向き合う」ことの重要性を発信しています。
動画内では、月経カップを使うことで経血量を知ること、多くの人が当てはまる「月経困難性」の症状、生理痛の対処法の一つとして「低用量ピル」活用についても詳しく紹介。
SHELLYさんは「本当にその人が感じている生理がその人の生理だから、生理のある人同士でもお互いにみんな生理(の状態)が違うってことを理解したほうが、みんな気持ちよく生活できるんじゃないかな…と私は個人的に思います」と想いを語っています。
「我慢する」のではでなく、あまりにも症状がひどい場合は自分がどのくらいの程度なのかまずは知ることで、解決の糸口が見つかるかもしれません。
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