小泉孝太郎「苦しくて仕方なかった」 “置き去り”だった20代を回顧

俳優の小泉孝太郎さんが、デビュー当時の苦労を語りました。

小泉孝太郎

15日放送の『ボクらの時代』(フジテレビ系)に、俳優の小泉孝太郎さん、反町隆史さん、高橋克実さんが登場。

デビュー当時の思い出を語りました。



■苦悩した20代

元総理大臣・小泉純一郎さんが現役で活躍していたころ、芸能界デビューを果たした孝太郎さん。反町さんから「反対されなかったの?」と質問され、「全くされなかったです。政治家になれっていうのもなかったし、『他の道にいきなさい』って言われてました」と明かしました。

高橋さんから「スタートからずっと順調にやってきている感じがする」と表現された孝太郎さんは、その言葉をやんわりと否定。「僕は20代が苦しくて仕方なかったですね」と、葛藤を抱えていたことを語りました。



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■実力不足を思い知らされ…

「幸運にも親の七光りで芸能界にポーンと入れたけど、置き去りみたいな感じで。ちょっとだけキャッチボールとかバッティングをやった少年が、プロ野球の球場で大観衆が居る中で『打ってみろよ』って言われたみたいな」と当時の苦しい心境を吐露。

孝太郎さんは「実力がないことが分かっているわけですよ、自分が」と当時の苦悩を明かし、ドラマやいろんな現場へ行っても何もできない自分に苦しんだことを語りました。

「29歳ぐらいまではとにかく苦しかったです」と語る孝太郎さん。そんな苦しい時期の孝太郎さんを救ったのは、父である小泉さんだったといいます。



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■父・純一郎の言葉に救われて

孝太郎さんが苦悩している様子を察した小泉さんは、温かい言葉を送ってくれたのだそう。

「僕は何も言ってないのに父が察して『孝太郎、役者を一生やり続けなさい。今うまくできなくても一生懸命やり続けなさい。必ず見てくれている人がいるから』って言ってくれた」と、当時を思い出し「そこですごく楽になったんですよ」と嬉しそうに語りました。

視聴者からは「孝太郎さんと小泉元総理の絆が分かるエピソード」「いつも笑顔の孝太郎さんに励まされています!頑張ってください」とコメントが寄せられ、話題を呼んでいます。

『ボクらの時代』はTverで1月22日まで視聴可能

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(文/fumumu編集部・福井原さとみ

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