本を選ぶとき、2人に1人が持っている“こだわり” 「なんといっても…」
どんどん便利になってゆく昨今ですが、アナログを好む人はまだまだ多いようです。
読書する時間は自分の好きな世界に浸れる大切な時間。ビジネス書や小説、洋書など様々なジャンルの本が手に入りますが、多くの読書好きにとっては、ゆずれないこだわりがあるようです。
■約5割が「紙の書籍派」
fumumu編集部が10代~60代男女926名を対象に「本を選ぶ基準」について意識調査を行なったところ、全体で48.8%の人が「紙派」と回答。
男女別では男性が47.6%に対し、女性が49.9%と女性のほうがやや該当率が高めとなりました。
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■60代女性「本自体にプレミアな価値」
編集部の取材に応じた60代の女性は「断然紙の書籍派ですね。電子は読みにくいし目が疲れませんか?」とコメント。
「紙のほうが味があり読みやすく思い出にも残ります。ビジネス書や小説などジャンル問わず紙の書籍で読みますね。長く持っている本で約50年愛読している本もありますよ。いまでもたまに読み返すことがあります」。
「一番高かった本で3,000円くらいかな…。なんといっても紙で読むことの意義は、情報を得る以外にその本自体にプレミアな価値があると思います。本好きな人は皆そうなんじゃないでしょうか。良い本は自分の宝物として残ります」と話していました。
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■30代女性「愛着が湧いて良い」
また別の30代女性も「紙派ですね。電子だと少し味気ない気がするので…。基本的に読むのは小説が主で、ビジネス書はほとんど読まないため紙一択です」と回答。
「紙のデザイン含め自分にとっては価値があるものなので購入した本はずっと大切に持っています。もちろん長く持っていると段々とボロボロになってしまいますが、それもまた愛着が湧いて良いかなと(笑)夜寝る前に読書することも多いので、紙のほうが電子的なのものと距離がおけるしリラックスにつながるのでメリットも多いんです」と話してくれました。
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■洋書は電子書籍のほうが…
またインターネット上では「電子書籍はコストも安く、手間がかからずスペースも取らない」「本は基本紙で買うんだけど、洋書はKindleの便利さにかなわない。知らない用語や単語すぐ長押しで調べられる。Kindleのおかげで洋書へのハードルがグッと下がった」「洋書のKindleだと紙より安くて、なかには123円くらいで買えたりする」という声も。
「紙」も「電子」もそれぞれに良さがある模様。自分の用途に合わせて皆さん上手に使い分けているようです。
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(文/fumumu編集部・黒木 ゆず)