アプ活で会った「強制的1000円ランチ男」　駅のホームで叫ばれた恐怖体験

マッチングアプリにどハマり中のモノマネ芸人・小出真保が、アプ活で出会った人とのアレコレを吐き出します。

こいでまほ

エンタメ

2022/12/31 18:00

リアルな体験談や心境をポップに時にダークに伝えていく『全力！　女芸人小出真保の婚活ダイアリー』。

”カジュアルな関係”となった6割妻夫木聡くんが気になりながらも、オーソドックスアプリも同時進行しはじめた私。そこで会った男性に…駅のホームで突然叫ばれる事態に…。

★これまでのエピソードはこちら！

■写真から怪しさが

久しぶりにオーソドックスアプリを開くと、やはり空気がカジュアルアプリと全く違う。正直こっちはキラキラ感がないというか…イケていない。登録してる人達に失礼なことを思いながら、マッチングしたのは、同い年の高身長男性。プロフィール写真はというと…、なんだかボヤけている…ガラケーかなと思うほど。

気になりましたが、職種がゲーム業界ということで、ゲーム大好きな私はとても興味を持ちましたし、メッセージのやりとりは普通の感じがしたので、早速ランチをしようという流れになりました。

彼いわく「昔の職場の近くにあった焼肉屋さんが、ランチが安い」とのこと。会う日程も決まりました。ゲームの話をすることを楽しみにしていました。しかしこのあと、彼を「より人間に近い蛇」と、呼ぶことになるなんて…

上野辺りで待ち合わせし、彼の姿を見て、なぜ写真がボヤけていたのか判明。「若い頃の写真、使いやがった！」　写真よりも老けていて、ちょっとおじさん感がありました。

しかし、そのくらいの詐欺は大して気にはなりませんでした。

「今から行くところ、安くて美味しいんですよ」と、彼はウキウキしていました。

■強制的1000円ランチ

席について、私がメニューを見ようとしたとき…「じゃあ、この1000円の、これですね、じゃあ、店員さん呼びます」。

えっ、まだ何も見てないし、選んじゃだめなのか？　「これが、いい、これが安くて美味しい」と勝手に決めていました。ところで、さっきから、いや、約束した時から「安い」をやたら連呼することには気づいていました。1000円以上の物は、だめ！　ということなのだろうか。気分は、あまり、良くない…。

食事中は、ゲーム業界の話を聞きたかったので、ゲームの話に。だが、あまり覚えていない。なぜなら、私はずっと「強制的1000円ランチ」を引きづっていました。まあ、でも「飯活女子」は実際にいるし、男性は警戒しているんだろうな…。

そこで、私は聞いてみました。「マッチングアプリでの、初回デート費用、男性が払うとか選ぶところどう思いますか？」　実際にこういう項目がほとんどのアプリにあるので、自然に聞くと「そりゃあ、おごりたくないですね」と彼。

…ハッキリ言うね。例えば、カジュアル男達なんて、絶対に出してくれる。彼らはカジュアルな関係目的だからというのはあるけれど、なんかなぁ。とモヤモヤ。

そして、いざお会計に。「じゃあ、私、出さないとな」と財布に手を伸ばすと「まぁ、出しますよ、ほんとは、いやですけどね、おごりたくないけど」とブツクサ言ってくるのです。だったら出したほうがいいとは思ったのですが…私は出しませんでした。むしろ、あえて、もうちょっと観察してみるかと、急にスイッチが入りました。

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