LiLiCo、親の離婚にまつわるトラウマを吐露 父のことを“悪い人”と誤解し…

『あさイチ』で「親の離婚」についてとりあげ、LiLiCoさんが「お父さんがすごく『悪い人』だと吹き込まれちゃっから」とトラウマ吐露。

LiLiCo

26日、博多華丸・大吉さん司会の朝の情報番組『あさイチ』(NHK系)に、映画コメンテーターのLiLiCoさんが登場。

「“あの時言えなかった”親の離婚 私の本音」というテーマで子供から見た「親の離婚」についてとりあげ、反響を呼んでいます。


■9歳の頃に両親別居で残るトラウマ

親の不仲や離婚によって苦しんでいる子供たち、かつてそんな経験をした人々の声を取り上げた今回の放送。

夫婦の3組に1組が離婚するなか、当事者にアンケートを実施し「自分がなにかしたら夫婦仲がよくなると考えていて…」「早く離婚すればいいのになと思っていた」など、さまざまな声が寄せられました。

9歳で両親が別居し、後に離婚しているというLiLiCoさん。「9歳年下の弟がその頃生まれて。すごく複雑だったのを鮮明に覚えています」「今でも怒鳴り声が聞こえると思い出すんですよね。弟の泣き声と大人の叫ぶ声が」「あれだけ毎日喧嘩していたら離婚したほうがいいと思って…」と、今も残るトラウマを明かしました。


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■スウェーデンの離婚事情を語る

さらにLiLiCoさんは、「海外では、私はとっても羨ましかったんですけど、この週末はお母さんと一緒にいてこの週末はお父さんと一緒にいるから、って2つの部屋があるんですよね」「スウェーデンではそれが割りと普通のことだったんです」と海外の円満離婚事情についても言及。

続けて、「私ができなかったのは、お父さんの言い分が聞けなかった。お母さんのいうことだけ聞いちゃって」「お父さんがすごく『悪い人』だと吹き込まれちゃっから」「仲良くなったのはお母さんが亡くなったとき」と語り、誤解が解け今再び「家族を作り直している」とも明かします。


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■離婚するときは「説明してほしい」

番組のなかでは、小学1年生のときに母親が突然家を出てしまい、父親からも詳しい説明がなかったことによって「自分を責めてしまった」という青年のエピソードも紹介。

大学生になった現在は両親それぞれと交流があり事情は理解したそうですが、当時「説明はしてほかった」と苦しい思いを吐露します。

父親側は「幼い子供に説明すると余計に不安にさせてしまうんじゃないか」と懸念していたようですが、LiLiCoさんは「学校に入ったら、みんなすごいですよ。3,4歳から分かりますよ」と子供の「高い察知能力」についても言及。


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■「片親の悪口」は「すごく残る」

また、親が離婚・別居するときに「子供がどんなことを知りたいと思っているのか」というアンケートを実施し、「経済的にやっていけるの?」「家を引っ越すの?」「転校するの? 進学できるの?」「名字は変わるの?」「離れて暮らす親との関係はどうなるの?」「友達になんと説明しよう?」などを紹介。

さらに言われて傷つく言葉として片親の悪口などがあげられ、LiLiCoさんも「すごく残るんですよね」と納得の表情を見せていました。

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(文/fumumu編集部・星子

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