物欲をなくすのは難しいものですが、コツさえ知っていれば、コントロールすることはできるようになるかもしれません。
fumumu取材班が、物欲を抑える工夫について、ミニマリストに詳しい話を聞きました。
①価格を労働時間に換算してみる
「物欲を抑えたいなら、商品の価格を労働時間に換算し、『何時間分のお金を使うのか』を考えてみるといいかもしれません。
お金を稼ぐ苦労を想像しつつ、商品の価格と釣り合っているかどうかを計算してみると、結構冷静になれますよ。
ポイントは、時給や月給で考えること。あってもなくても生活に大きな影響を及ぼさないボーナスで考えると気が緩みがちなので、気をつけてください」(30代・女性)
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②本当に必要なのか考える
「『抽選に当たったから』とか『今しか買えないから』などという理由でお金を使ってしまうこと、ありませんか?
私は、当たらないと思って軽い気持ちで抽選に申し込んでいたPS5が最近当選し、喜んで即購入したのですが…実は今、すごくモヤっとしています。
理由は、商品の在庫が十分にあったのか、同時期に抽選に申し込んでいる人たちで『外れた』という人がいないからです。結局、抽選に当選して特別に買えるから欲しかっただけで、誰でもいつでも買えるなら、商品に魅力を感じなかったということ。
商品の希少性は抜きに、自分にとって本当に必要なのかどうか、買う前にもっと冷静に考えればよかったと後悔しています」(30代・女性)
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③何年使うか考える
「物欲は、何年使うか考えることで、簡単にコントロールできるようになりますよ。一見安そうに見えても、今シーズンや今年しか使わないモノなら、想像以上に割高になっていることが多いので。
特に洋服に関しては、この方法でかなりの物欲をコントロールできるようになります。トレンド性が高いものは使える期間が限られていますし、安くても質が低いものはすぐに使えなくなってしまうので」(30代・女性)
これらの工夫を参考に、商品の価格や希少性に惑わされないようにしたいものですね。
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(文/fumumu編集部・志都)