W杯クロアチア戦、GK権田修一がPK戦での心境を告白 「不気味でした」
クロアチアにPK戦で敗北した日本代表。当時の心境をGK権田修一さんが語りました。
12日放送の『スッキリ』(日本テレビ系)に、『2022FIFAワールドカップ』(以下、W杯)日本代表GK権田修一さんが出演。
クロアチアとのPK戦での心境を告白しました。
■日本代表、クロアチアにPK戦で敗北
1次リーグで、コスタリカに敗れたものの、ドイツ、スペインを破ってグループを1位で通過した日本代表。決勝トーナメント1回戦ではクロアチアと1対1のまま延長線を終え、勝負の行方は運命のPK戦に。
日本の1人目・南野選手は、相手キーパーに阻まれ失敗。対するクロアチアの1人目は成功。
そして日本は2人目・三笘選手も失敗。一方でクロアチアは連続で成功し、日本は窮地に。
続く日本は3人目・浅野選手が落ち着いてゴールを決め、クロアチアの3人目のボールがポストに弾かれ初失敗。
続く日本の4人目・キャプテンの吉田選手が失敗し、日本はあとがなくなります。最後にクロアチアが決め、日本の負けが決定。史上初のベスト8を目指した日本でしたが、惜しくも届きませんでした。
関連記事:古市憲寿、W杯取材で“ブラボー”にチクリ 谷原章介は「乗れる時は…」と苦笑
■権田「やっぱ悔しいですね」
同番組では、PK戦をVTRでフィードバック。VTR中に「今見るのもキツイ」とこぼす権田さんに、お笑いコンビ・極楽とんぼの加藤浩次さんが、PK戦を振り返っての率直な感想を尋ねました。
権田さんは、開口一番に「やっぱ悔しいですね」とひと言。そして「『PKはくじ引きだ』って言われるかたもいますけど、これを勝っていたら新しい景色が見えましたし、ブラジルに挑戦できる権利を得られた、ということを考えたら、PKであっても今後、日本サッカーとしてどうやったら勝てるかというのは、突き詰めていかなきゃいけないなとすごく思います」語りました。
関連記事:本田圭佑、4年後のW杯を見据えた発言に注目集まる 「さすが」「深い」
■落ち着いたクロアチアの選手が「不気味でした」
コイントスを行って、使用するゴールを選択するPK戦。日本サポーターが数多く応援する側で最後の勝負に挑めることになったことについて、加藤さんは「ラッキーって思いました?」と質問を投げかけます。
すると権田さんは「思ったよりでもクロアチアの選手が落ち着いてましたね。だから逆に、そこが不気味でした」とその瞬間を回顧。
さらに「正直、ゴール裏の日本のサポーターのかたは、すごく沸いていて『よっしゃこっちでできる!』っていう感じだったんですけど、クロアチアの選手たちのPKの前の表情を見たときに『だから何?』じゃないですけど、『まぁ俺ら別に大丈夫だよ』みたいな、落ち着いた雰囲気はすごく感じましたね」と現場で感じた違和感について振り返りました。
・合わせて読みたい→本田圭佑、4年後のW杯を見据えた発言に注目集まる 「さすが」「深い」
(文/fumumu編集部・丸井 ねこ)