大晦日、約8割の人がする“ゲン担ぎ” 意外な「こだわり」も判明

「大晦日の夜に食べるもの」といったら…?

除夜の鐘
(SAND555/iStock/Getty Images Plus/写真はイメージです)

大晦日に食べるものといえば…? 多くの人が「年越しそば」と答えるのではないでしょうか?

諸説ありますが、江戸時代からはじまったとされている、年越しそばは「細く長い形状から長寿にあやかるため」「切れやすい=1年の厄災を断ち切るという願いを込めて」とのゲン担ぎからきているとか。

そこで今回、年越しとともに、蕎麦をすする予定の人はどれくらいいるのか調査しました。



■約8割が「年越しそばを食べる」

fumumu編集部が全国の10代~60代の男女922名を対象に調査したところ、「年越しそばを食べる予定」と答えたのは全体の76.1%。

2022年、年越しそばを食べる人の割合

時代を超えて、令和の今もなお10人に8人が大晦日の楽しみな行事になっているようです。



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■年イチのルーティンになっている人も

取材に応じてくれた30代の女性は「地元に帰省して、実家で年越し蕎麦を食べる」そう。

「コロナ禍で叶わなかった数年はあるけど、毎年、仕事終わりの翌日に帰省。昼から地元の友達と会って飲み食い! 夜に帰宅して軽く寝て…。年が明ける前にリビングに行って母親の蕎麦をいただきます。この時にやっと両親とゆっくり会話する時間になってるんですよね」

また、帰省予定はない30代男性は「もう何年も、ひとりでお気に入りのお店まで蕎麦を食べに行く」とのこと。「だから厳密にいうと『年越し』ではないけど、『今年最後のそば』を堪能する…に近いかな」



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■おせちよりも年越しそば?

また、元旦限定の日本食・おせちに関しては、時代とともに変化もあるようですが、年越しそばの文化は根強い模様。

「おせちは廃止になった」という20代女性は、「おせちも“縁起物”ですが、今はスーパーも元旦からやってるし、どうせなら好きなものを食べようってことで、我が家ではおせちは廃止になりました。ただ『年越しそば』は続けています。夜中に食べるそばって美味しいですよね~」

ひとり暮らしの20代の男性は、「カップ麺のそば」派。「手作りではないけど、カップ麺の蕎麦で年を越します。なんとなく紅白見て、終盤にかけてお湯沸かしてNHKの除夜の鐘聞きながら…そして食べ終わって『おめでとう』LINE送る…っていうのが例年のパターン。翌日はおせちじゃなくて巻き寿司からはじまります(笑)」



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■“年越しうどん”派も

じつは数年前から「うどん派」も少なくないようですが、取材に応じてくれた“うどん県”でおなじみの香川県出身の30代の女性は、「幼い頃からうちは“年越しうどん”でした。今もうどんじゃないと年越せない(笑)」

そのほか、「蕎麦も好きだけど、うどん派だから、ある年から“年越しうどん”にしています。ゲン担ぎでいうと、うどんも『太く長い』から御利益がありそうだし(笑)」と、蕎麦からうどんへシフトした30代男性の意見も。

蕎麦でもうどんでもOKとの意見も見られますし、好きなものを食べて健康を祈る…という“想い”を一番大切にしたいですよね。

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(文/fumumu編集部・冬野 とまと
【調査概要】
方法:インターネットリサーチ
調査期間:2022年12月05日~2022年12月06日 調査対象:全国10代~60代男女922名

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