“京アニ事件”後初の映画 『劇場版ヴァイオレット・エヴァーガーデン』が今夜放送

今夜放送! 昨年の同作シリーズの放送時には世界トレンド1位に。京都アニメーションによる“神作画”が必見。

劇場版ヴァイオレット・エヴァーガーデン

25日の『金曜ロードショー』(日本テレビ系)では、『劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン』が初放送されます。

同作を制作した京都アニメーションにとっては、19年の放火殺人事件後に完成した初の映画であり、特別な思いで放送を待っている人もいるのではないでしょうか。



■事件後に完成された初の映画

19年7月18日、京都市伏見区にある京都アニメーションの第1スタジオが放火され、社員36人が亡くなり、32人が重軽傷を負う放火殺人事件が発生。犠牲者のなかには、『劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン』の制作に参加していた人も含まれていたことが報道されています。

同作は、当初20年1月の公開を予定していましたが、事件や新型コロナウイルスの流行などを受け2度公開を延期し、20年9月に公開されました。



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■『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』とは

『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』シリーズは、暁佳奈さんのライトノベルが原作で、18年1月期にテレビアニメが放送。19年9月に、事件前に完成した『ヴァイオレット・エヴァーガーデン 外伝 -永遠と自動手記人形-』が公開されました。

かつて“武器”と呼ばれた、感情を持たない元少女兵のヴァイオレット・エヴァーガーデンが、戦争終結後に「自動手記人形」と呼ばれる代筆の仕事に就き、戦争で生き別れになった上官・ギルベルト少佐の「愛してる」という言葉の意味を探し続ける……という物語です。



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■劇場版はテレビアニメの“その後”の物語

25日に放送される『劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン』では、テレビアニメのストーリーの“その後”が描かれています。

軍では「未帰還」とされつつも、ギルベルト少佐はどこかで生きていると信じながら、代筆の仕事を続けていたヴァイオレット。そうしたなか、一通の宛先不明の手紙から物語が大きく動き出します。



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■昨年の放送では「世界トレンド1位」に

『金曜ロードショー』では昨年、テレビアニメシリーズの「金曜ロード特別版」と、『ヴァイオレット・エヴァーガーデン 外伝 -永遠と自動手記人形-』が放送。2週にわたってツイッターのトレンドを席巻し、世界トレンド1位になるなど、大きな話題になりました。

「必ず泣ける」と評される心温まるストーリーと、“神作画”と絶賛される京都アニメーションによる圧倒的な映像美も必見です。

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(文/fumumu編集部・衣笠 あい

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