15歳年下の男性と初デートで「カジュアルな関係」を試みた結果…
マッチングアプリにどハマり中のモノマネ芸人・小出真保が、アプ活で出会った人とのアレコレを吐き出します。
■15歳の年の差を感じる…
よし、楽しもう! 小栗旬くんとのデート♡ と意気込んだものの…会話がなにを話したか覚えていないくらい、薄い。
ランチのあとはカラオケに行くことになったのですが、彼は若い人たちの曲をたくさん歌うので、ちょっとついていけない…やばい。おばさんを感じる。
しかも、彼の歌…「俺、歌うまいでしょ?」という歌いかたが少し鼻についてしまう…。そして「これ、俺らが高校の時にめっちゃ流行ってて〜」などトークを挟みながら歌うのですが、その「高校の時」っていうのが私もう芸人になって5年くらい経ってるわ~と、引いている自分がいました。
でも、それでよい。何故なら、これならハマらないから! カジュアルデビューしても大丈夫かも! そして、ついに、きました。彼からの言葉が…「まほさんち、今から行っていいですか?」
うちか…。今振り返ると、安く済まされたような気もします。しかし、彼の住んでいる寮がうちから近かったし、門限があるということは泊まらないから「まぁ、いっか」と、気軽にOKしてしまいました。
彼は、慣れた手つきでコンビニに行き、お酒やおつまみを選んでいました。うちか…。男性を部屋にあげるのって、相当、久しぶりなんじゃ…。
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■初のカジュアル体験?!
ついに、ついに「6割小栗旬」が私の部屋に入ってきました。どうしよう。結局、焦る。そして、またやってしまうのです、ムードぶち壊し。
「M-1グランプリでも見る?」 お笑い好きに寄せてしまったー。だって、やっぱり緊張します、こんなの。すると彼は「見たい!!」とめちゃくちゃテンションがあがっていました。とりあえず、M-1見せておこう…。
見はじめると『M-1』がおもしろくて、私のほうが楽しんでいました。チラッと彼を見ると…寝ている。まさかこのまま泊まる? 門限どうするの? 会社の人に怒られるんじゃないか? など、気になってきました。
起こしてあげようと、声をかけると「まほさん、こっちきて」…キター!! どうしようどうしようどうしよう。テンパった私は、自分にずっと言い聞かせていたことが口から漏れてしまうのです。
「私、今ね”カジュアルな関係”を試しているの。今日は、実験なの。だから、付き合うとかじゃなくて、あなたがちょうどいいと思ってるんだ!」
…私は何を、言っているんだ。私の発言に「あ、はい」と彼。そりゃ、そういうしかないでしょう。付き合うとかじゃないからとか言っちゃってる私、どんだけいい女のつもり。こんな自分初めてだ。そして、目の前にいるのは、若い男。もういいや、開き直りました。
■結局…「無なんだ」
そして、いざその時がきますが、気持ちが入っていないからか…違和感と痛みだけが襲い、中止に。あっという間に、彼の帰宅時間に。向こうからしたら、消化不良。
まぁ、カジュアルな関係デビューとしてはこんなもんか。それに、この歳で、こんなこと味わえるんだなぁ。感謝の気持ちが素直に湧いてきました。
最後、別れ際、彼にこう言いました。「今日ありがとうね、ほんと楽しかった♡」 決まった…! 大人の余裕ある私。あなたには夢中にならないのよ。できた、そして、全然好きになってない、大丈夫。
しかし、ここから完全に間違った方向に行ってしまう私! 婚活アドバイザーには呆れられるけど、それでもつづくモテ期! マッチングアプリでマッチングする人の質も上がってる?! 乞うご期待!
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(文/fumumu編集部・こいで まほ)- 1
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