「どんな文章が正解?」 顔が見えない相手とのコミュニケーション術
LINE、メール、チャット。相手の顔が見えなくても、スムーズにやり取りするには?
メールやチャットなど、相手の顔が見えない上でのやり取り。得意な人もいれば、表情が見えないことで、うまくコミュニケーションが取れない人もいるようです。
今回は、文章のみで接する際に意識したいポイントを、fumumu取材班が聞いてきました。
①「言ってくださいね」
「文章にわかりにくいところがあるか不安なときは、相手に『わからないことがあれば言ってくださいね』『電話で説明もできるので、不明な部分があればご連絡ください』と伝えます。
自分なりに考えた文章を送っているなら、正確に伝わっているのかいくら考えても仕方ないかなって。考え続けるのも疲れるので、相手にパスを出しておくんです。
そうすれば、向こうからパスが戻ってこなければ『大丈夫なんだな』と安心できるから。答える姿勢を見せておけば、あとは相手に任せていいんじゃないでしょうか」(30代・女性)
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②たまに得意な方法を
「私はビジネスメールが得意じゃなくて、文面を考えるのにすごく時間がかかるんです。なので、場合によっては電話にしてみたり、zoomなどのオンライン通話で相手の顔を見て話すようにしています。
声のコミュニケーションのほうが、説明しやすくて疲れないんですよね。すべて電話にできたら楽だけど、文章のやり取りのほうが得意な人もいるから。
基本的には相手に合わせつつ、たまに自分のやりやすい方法を挟むことで、ストレスを溜めすぎないようにしています」(20代・女性)
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③見返しはほどほどに
「送信したメッセージは、必要以上に見返さないようにしています。すでに送ってしまった文章に対して『この書き方にすればよかった…』と後悔しても、送信を取り消すことはできないから。
疲れるだけなので、送ったらもう返事が来るまで放置! 相手からアクションがあるまでは、なにも考えないのが一番だと思いますよ。
返事が遅い人もいるから、すぐに返ってこないときに『変なこと言っちゃったかな?』と自分のせいにしないことも大事ですよね」(20代・女性)
声のトーンや表情がわからない分、コミュニケーションのズレが起こりやすい文字のやり取り。
「わかりにくい部分はないですか?」など、相手にパスを渡すことで、質問しやすい雰囲気を作れるのかもしれないですね。
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(文/fumumu編集部・nana)