他人の無神経さにイライラ！　繊細な心を守る3つのヒント

「自分が気づいていることを、人が気づいていないとしても、『なんで気づかないの？　無神経！』と怒るのはやめたほうがいいと思います。

人が気づいていないなら教えてあげたらいいし、口に出すレベルではないならスルーすればいいだけ。自分と同じ感覚で物事を見て、同じタイミングで察してほしいと願うのは、ちょっと傲慢ですよね。

変化や場の空気に敏感な人もいれば、あまり気づかない人もいる。それぞれの性格の違いだと捉えて、いい意味で諦めたほうが、自分が楽だと思いますよ」（30代・女性）

「今の恋人と付き合い始めたばかりの頃は、相手の鈍感さにイライラしてしまうことが多くて。こちらが疲れているときにしつこく話しかけてきたり、悩んでいるときに相談したら軽く返されたり。

無神経と思うこともあったんですけど、振り返ると、自分が言葉足らずな部分も多かったんですよね。相手は察せないタイプなのに、それでも態度で察してよ！　と意地になっていた感じ。

相手を無理に変えようとすると、うまくいかなかったときにムッとしてしまうのかも。私たちの場合は、譲れない部分はハッキリと言葉で伝えるようにしてから、喧嘩の回数が減りましたよ」（20代・女性）

「自分と比べて周りは鈍い！　と、あまり決めつけないほうがいいと思います。そう考えていたときは、周りにイラッとすることがとても多かったから。

他人が無神経に思えても、実は自分も同じように周りに『この人無神経だな』と思われているかもしれないですよね。実際に、私が気づいていないことを友達に指摘されて、反省したことも過去にあるし。

自分も無意識にやらかしているんだろうな…と考えたほうが、人に寛容になれるんじゃないでしょうか」（20代・女性）