「映画っていうのはきっかり初めから終りまで観なきゃいけないんだ」
ウディ・アレン監督の名作映画『アニー・ホール』で、アニーが遅刻したせいで、開始時刻に間に合わなかったことについてアルビーが放った言葉です。アルビーの几帳面な性格がにじみ出た名シーンとされていますが、映画好きの中には共感できる人もいるのではないでしょうか。
■約3割が「観るのをやめようと思ってしまう」
fumumu編集部が10代~60代男女1,000名を対象に「映画館で映画を観るとき、数分でも遅れると『観るのをやめよう』と思ってしまう」かを調査したところ、全体の31.4%が「観るのをやめようと思ってしまう」と回答。
男女別では男性33.8%に対し、女性29.8%と、男性のほうが4ポイントほど該当率が高い結果となりました。
■20代男性「観るのやめますね」
fumumu編集部の取材に対し、都内在住の20代男性は次のように話しました。
「当然、観るのをやめますね。最初のCMは別に見なくてもいいと思うけど、本編が始まってしまえば、大事じゃないシーンなんてないと思うんですよね」。
「脚本がテンプレートな、THEハリウッドな映画なら別に平気でしょ、みたいに言われることもあるんですけど、そういう話ではないんですよ……。まあ、ストーリーの大枠しか見てない人には共感できないでしょうけどね」。
- 1
- 2