クリス・パイン『ワンダーウーマン』（2017年）:「イケオジ」作品のススメ

■「強い女性」の理想の恋人

そんなパインの甘さと激しさを一番いい塩梅で堪能できるのが、2017年の『ワンダーウーマン』です。

第一次世界大戦中を舞台に、DCコミックのスーパーヒーロー、「ワンダーウーマン」こと、アマゾン族の王女ダイアナを、ガル・ガドットが演じた実写版では、パインはダイアナのパートナーとなるスティーブ・トレバーを好演。

トレバーは、飛行機で不時着したところを、ダイアナに助けられたアメリカ軍パイロット。ドイツ軍の新しい生物兵器を阻止すべく、ダイアナと行動を共にします。

このトレバーは軍人なので、ダイアナと共闘できるほど戦闘力も高く、ダイアナと惹かれ合う恋人でもあるので、とろけるような愛を語ることも。

「強い女性」が多いといわれる昨今では、甘さと激しさを兼ね備えたトレバーのような恋人は、まさに理想。それを難なくこなすパインの表情に注目です。

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（文／fumumu編集部・尾藤 もあ）

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