SNSを見ていると、たまに「今日の調子がイマイチよくない」などと体調不良の報告が流れてきます。
中でも体温計の画像を上げて、熱があることを報告する人、見たことがありませんか?
■体温計の画像をアップしたことある?
fumumu編集部では、全国20〜60代の男女1,357名を対象に、熱が出たときに体温計の画像をSNSにアップしたことがあるか、調査を実施しました。
「アップしたことがある」と答えた人は、全体で7.6%。
性別・年代別では、意外にも30代男性が一番多くなっています。
fumumu取材班は、体温計の画像投稿について、印象に残ったことがある話を女性達から聞きました。
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①彼氏の37.2℃画像で喧嘩
「ある日の朝、Twitterを見ていると、彼氏が『今日は熱があってつらい』との言葉とともに、37.2℃という中途半端な数字が表示された体温計の画像をアップしていて…。
その後にすぐLINEで、『熱があるから看病して欲しい』とのメッセージがきてあきれました。『熱があるアピールは恥ずかしいから、ツイートは消したほうがいい。そして看病っていっても、微熱だし…』って感じのことを返すと、電話かかかってきて喧嘩に発展。
そんな大きな声出せるなら、どう考えても元気なのに…」(20代・女性)
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②友達同士で体温マウンティング
「友達二人が、同時期にインフルエンザにかかりました。おとなしく寝ていればいいのに、二人とも承認欲求が強いから病気さえもSNSのネタに…。
どれだけ自分はしんどいかを、お互いにマウンティングしだすんです。片方が『38℃超えました』と体温計の画像をアップすると、『さすがに38.7℃はありえない』と対抗して…。
熱なんて下がったほうが、いいに決まっているのにね」(20代・女性)
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③上司の体温計画像と「休むわけにはいかない」
「久しぶりにFacebookを見ていたら、なんと上司が『熱があるけど、今は休むわけにはいかない。ここを乗り越えないと』との意識高い言葉とともに体温計の画像を投稿。
こんなの見てしまうと、私たちが体調不良のときに休みにくいじゃないですか。そもそも、おじさんの体温計画像もありえないし…」(20代・女性)
ネット上でも「心配して欲しいのかな?」「アピールする必要ある?」など、本当に体調が悪かったとしても、SNSにわざわざ投稿する必要はないとの声も少なくありません。むしろ不愉快な気分にさせる行為のようですね。
(文/fumumu編集部・ニャック)