『竜とそばかすの姫』“ある名作”をモチーフに 衝撃の事実に「やっぱり」の声
細田監督史上最大のヒット作となった本作。知られざる事実に驚きの声が寄せられています。
23日の『金曜ロードショー』(日本テレビ系)では、スタジオ地図制作・細田守監督最新作の『竜とそばかすの姫』を地上波初放送。
その放送中に、同番組の公式ツイッターが制作に至るきっかけを明かし、注目を集めました。
■細田守作品の集大成『竜とそばかすの姫』
昨年の国内興行収入第3位の66億円の大ヒットを記録し、細田監督史上最大のヒット作となった本作。過去作『サマーウォーズ』で描いたインターネット世界を舞台に、『時をかける少女』以来となる10代の女子高校生をヒロインに据えた、細田作品の集大成ともいえます。
母親の死により心に大きな傷を抱えた主人公が、”もうひとつの現実”と呼ばれる50億人が集うインターネット上の仮想世界「U(ユー)」で、大切な存在を見つけ、悩み葛藤しながらも懸命に未来へ歩いていこうとする勇気と希望の物語です。
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■『美女と野獣』が大好きな細田守監督
ディズニーの『美女と野獣』が大好きという細田監督。東映動画に入社した年に公開された『美女と野獣』を、仕事を辞めたいと思っていたときに観て、「こんなにすばらしい作品が作れるのだから」と仕事を続ける勇気をもらったのだそう。
それから30年来、『美女と野獣』をモチーフにしてみたいと思っていた細田監督は、真実と虚偽が表裏一体になっているネットの世界が、暴力的だった野獣が徐々に愛らしくなっていく表裏一体感とシンクロするのではとひらめき、今の時代に映画を作る切り口として「ネットの世界で『美女と野獣』をやる」というアイディアに至ったのだそうです。
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