香取慎吾がダメ夫に! 「夫婦とはなにか」を考えさせられる映画が公開

「旦那デスノート」の存在に気づく夫を香取慎吾さんが演じる『犬も食わねどチャーリーは笑う』が9月23日公開。

■外れた時に見えてくるもの

『犬も食わねどチャーリーは笑う』
(©2022“犬も食わねどチャーリーは笑う”FILM PARTNERS)

ではシステムから外れたら、どうすればいいのでしょう? それは、システムに従った個々に委ねられています。

香取さん扮する裕次郎は、「平凡で情けなくダメな」夫ですが、勤務先のホームセンターで、商品説明をお客様にする姿はとてもかっこよくて頼もしく、岸井さん演じる日和は、「笑顔の片隅で毒を盛る」妻ですが、その裏に密かな悲しみを抱えています。

もしかすると私たちは、システムに従ったことで安心し、大事なものをいつのまにか見過ごしているのかもしれません。逆に、システムから外れた時、改めて気づくものもあるのかも。田村夫婦の姿から、自分が従っている「システム」について、考えてみるのもいいでしょう。

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(文/fumumu編集部・尾藤 もあ

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