「いつも楽しそうで、悩みなんてなさそうだね」といわれる人もいるかもしれませんが、実際は悩みがない人はいないと言ってもいいでしょう。
悩みやすい性格だとなおさら、「悩みがなくなれば、もっと楽しく生きられるのに」とうらやましく思う人も。
一方で、悩みを持ったことがないと自称する人の印象を、20代女性に話を聞いてみると、少し話が違ってくるようです。
取材班は、悩みがないと自称する人の呆れた言動についてエピソードを集めてみました。
①悩まず思ったことをハッキリ言って人を傷つける
「知り合いに『悩みがないことが悩み』って感じのことを、よく言っている人がいます。だけど思ったことをズバッと言って、他人を傷つけることが多々ある人。
『からかって、楽しんでるの?』って思うこともあるくらいで、多くの人に嫌われています。もっと悩んで、自分を客観的に見る力と他人を思いやる気持ちを持って欲しいです」(20代・女性)
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②「この子は悩みすぎ」と周囲に言いふらす
「私は悩みやすい性格です。友達はそんな私のことを『この子は、悩みすぎだから』と周囲に言い、『そんなに暗いことばかり考えても、仕方ないのにね』とか私を下げる発言をします。
そこから『私は楽しい毎日を過ごしたいから、明るいことばかり考えてるよ』と自分を上げる話になるのが、いつものパターンです。
最近は利用されているだけとも思えてきたので、ちょっと距離を置こうかと考えています」(20代・女性)
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③何を言ってもヘラヘラする後輩
「会社に、よくミスをする後輩がいます。『気をつけてね』と優しく言っても、ヘラヘラしていて…。『何度、言ったらわかるの!』と強く言ってみても、やっぱりヘラヘラ。私が、疲れてしまいます。
ある日、部署の飲み会があったときに上司がその子に、『悩みなんてないだろ?』って聞いたら『そうですね。あまり、悩まない性格なので』って答えてて、怒りがこみ上げました」(20代・女性)
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■むしろもうちょっと悩んでほしい
fumumu編集部では、全国20〜60代の男女1,357名を対象に、悩み事があるか調査を実施しました。
「ない」と答えた人は、全体で21.4%と少ないながらも一定数はいるようです。
性別・年代別では、男女とも60代でとくに高くなっています。20代女性は12.1%で、全体平均より9ポイント少ない結果となりました。
悩みすぎる人には学ぶべき点も少なくないのですが、考え方が適当すぎる人には、周りが迷惑してしまうこともありそうですね。