レモンと木炭で5日間生存 無人島に漂流した男性無事救出「海水も飲んだ」
海を見ていただけなのに…高波に巻き込まれ遭難。男性が体験した壮絶な5日間。
近日、ブラジル在住の男性が波に飲まれ遭難。
無人島に流され5日間を生き延びたとして、現地で大きな話題を呼んでいます。
■海を見ていただけなのに…
現地メディアやイギリス紙・「The sun」の報道によると、被害に遭ったのはブラジル在住の51歳・ネルソン(Nelson Nedy)さん。
彼は8月8日にグルマリビーチの岩場で海を見ていたネルソンさんは、そこに来た大きな波に巻き込まれ約4.8キロも流されてしまったとのこと。最終的にはパルマス州付近のある小島にたどり着き、途方にくれていたことがわかりました。
途中、何度も岩に体を打ち付けられ、全身擦り傷だらけになったと言います。
関連記事:『あつ森』が免許制に!? 中国が更なる規制強化に乗り出し 「思想を分断」と批判
■レモン2つで生き延び
ネルソンさんは現地メディアに対し「流された島には何もなかったし、身を隠せるような場所を探さなければと思い、2日目に洞窟に入りました」とコメント。
更に誰かが置いて行ったテントと、地面に落ちていたレモン2個で「とりあえずは死なずに済むかもしれない」と思ったことも明かしています。
ネルソンさんはあまりの空腹でレモンを皮ごと食した後テントや布を使って助けを呼ぼうとしましたが、だれにも気づかれず。流れ着いたごみでイカダを作ろうとするも失敗、最終的には泳いで陸に戻ろうとしたものの波が高すぎて失敗…と、試行錯誤したにも関わらずすべて徒労に終わったと振り返りました。
- 1
- 2