ひろゆき氏「男と女はどう違う?」に回答 「すべての辞書が時代遅れ」

「男女の違い」について聞かれたひろゆきさんは、「説明するのは難しい」との結論に。その理由は…?

■2014年に発見された昆虫

「東北大学の先生が、南米の洞窟で“男性器のついたメス”を見つけたんですよね」「メスが男性器的なものを出して、オスの体のなかに突っ込んで精子をとって帰る…みたいな」と説明しました(※正しくは、北海道大額・吉澤和徳准教授、慶應義塾大学・上村佳孝准教授などによる国際研究チーム)。

研究チームは2014年に「ブラジルの洞窟に棲むある昆虫の種では、メスにペニス、オスに膣があり、交尾行動に入ると40~70時間ものあいだ、メスがオスをがっちりつかんで離さない」と発見&発表。

外部生殖器の構造が逆になっている例はなかったことから話題になり、2017年9月15日に発表されたユニークな研究に贈る「イグ・ノーベル賞」に選ばれています。


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■クマノミは「じゃ俺メスになるわ!」

ひろゆきさんは、「そういう構造の虫を発見したので、結果として男性と女性の違いが、外見上では説明できなくなってしまったんですよ」とコメント。

さらに「魚のクマノミって、メスがいなくなってオスばっかりの集団になると、そのなかの1匹が『あ、オスしかいねぇ、じゃ俺メスになるわ!』って、体が変化してメスになる」と、海水魚の1種・クマノミについて言及しました(※グループの中で1番大きく成長したクマノミだけが性転換をしてメスになり、2番目に大きいオスとペアになって産卵)。


■オスかメスか「じつは証明できない」

結果、ひろゆきさんは「今のところの正式な説明は、人間の場合は『遺伝子がXX(女性)かXY(男性)か』になると思うんですけど、遺伝子がどういう構造なのかっていうのと、オスなのかメスなのかっていうのも、じつは証明できない」と、“男女の違い”を説明するのは難しい…と答えました。

2014年に“男性器のついたメス”が発見されたとなると、8年前から国語辞書にかかれている「男」「女」は時代遅れ…ということになりますね…。

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(文/fumumu編集部・冬野 とまと

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