桐谷美玲風の詐欺写真が原因ですか？ マッチングアプリで会った相手の態度に「悔しい…」
マッチングアプリにどハマり中のモノマネ芸人・小出真保が、アプ活で出会った人とのアレコレを吐き出します。
■やる気を感じない
そして「日陰の染谷将太」とブラブラと渋谷を歩き出したものの、どこに行くのか聞いても「まぁ、適当に」と、ただひたすら渋谷の街をブラブラと歩くのです。それについていく私。しかも、彼、喋らない。
とりあえず「どうして、マッチングアプリやってるんですか？」と質問を投げかけましたが、「えー適当、ていうか、みんなそんなたいした理由ないでしょ」。
まぁ、そうかもしれないが…。なにこれ、なんかやる気を感じない。ずっとブラブラ歩くのだろうか。私はお腹が空いてきたのでお店に入ろうと提案し、ランチをすることになりました。
ランチを食べながらも、「日陰の染谷将太」はとっても無口。「サバ男」みたいに最近はあまり自分から話さない男性が多いのかなぁと思い、私がリードしてあげようとまた質問を開始しました。
私「マッチングアプリやっててどうですか？」
彼「まぁ…あんまり良い人いないよね」
（有料会員ですよね？ 年齢は隠してますが何歳ですか？）と聞きたいのをグッと抑えて
私「でも、彼女とか欲しくてやってるんですよね？」
彼「別に、適当でしょ」
私「え、じゃあ、なんで登録したんですか？」
彼「それ、そんなに気になる？」
なんか…不機嫌？ もしかして…やっぱり私、詐欺写真でした？ 早く帰りたいですか？
だって、桐谷美玲要素ゼロだもん、プロが2時間メイクして角度も工夫してるもん。すみませんすみません、と勝手に追い込まれた私は、エピソードトークをぶちかますことにしました。
関連記事：マッチングアプリで彼ができない女子のやりがちなこと
■ランチで大失態
笑わせよう。私の武器はこれしかない！ 「文章長々声哀川翔男」の話をかまそう。ものまねまでバッチリと披露しました。すると「くっくっく」「なんか、変わってますね」と彼。笑ってる！ おっしゃ！ ウケた？！ 好感触か？！ 桐谷美玲じゃなくてもオッケーですか？
「でも…」 ここから、私はやらかしたと気づいたのです。「あなたに会うとさ、こうやってネタにされるってことだよね？ 別の男に笑いながら話すってことだよね。嫌だなー」。
げ。終わった。しかも、正論です。何も言い返せません。
「じゃあ、帰りましょうか」と、ランチをパッパと食べ終わり、お会計はご馳走してくださり、外へ出ると彼は駅へそそくさと向かっていました。
えっ、もう終わり？ これって、私、ハマらなかった？ わかっていました。そんなにウブではありません。ああ、桐谷美玲じゃないもんな、タイプじゃなかったんですよね、しかも、カジュアルな関係にならないように私、エピソードトーク試しましたもんね。嫌ですよね、こんなオンナ…。
「僕こっちなんで。じゃあ、また、おつかれですー」
東急東横線ホームに向かって消えていきました。私のことタイプじゃないのにランチはご馳走してくださったなんて。かっこよく見えました。「太陽光浴びてない」なんて思ってましたが、後光が差しておりました。なんか、すみません。