「承知しました」と「了解しました」の違いは? 知らないとトラブルの原因にも…
「承知しました」と「了解しました」の使い分け、あなたはできていますか?
「わかった」を表す言葉として、「承知しました」と「了解しました」という言葉があります。
この2つの言葉の違いを理解して、正しく使えていますか?
■約半数が違いがわかると回答
fumumu編集部が全国の10代~60代の男女1,000名を対象に「承知しました」と「了解しました」の違いについての意識調査を実施したところ、全体で49.2%の人が「わかる」と回答。
年代別に見ても、どの年代でも約半数近くの人が「違いが分かる」と回答していました。
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■「承知」と「了解」の違いは?
まず、2つの言葉の意味は以下のとおり。
「承知」の意味
・事情などを知ること。また、知っていること。わかっていること。
・依頼や要求などを聞き入れること。承諾。
・相手の事情などを理解して許すこと。多く下に打消しの語を伴って用いる。
(小学館デジタル大辞泉より引用)
「承知」は相手の要求を聞き入れ、承諾するときに使われるようですね。また、「次からは承知しない」などの許しの意味として使われることもあるようです。
「了解」の意味
物事の内容や事情を理解して承認すること。了承。
(小学館デジタル大辞泉より引用)
「了解」は、相手の言ったことを理解して承認するという意味があるようですね。
こうして見ると、「了解」も「承知」も同じような了承や承諾の意味があるということが分かります。つまり、どちらの言葉を使用しても「わかった」の意味は成立するのです。
しかしこの2つの言葉は、ビジネスシーンなどの公の場では、しっかり使い分ける必要があります。
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