トランスジェンダーのチアリーダーが差別を感じ… チーム内の暴行沙汰で追放に
トランスジェンダーの人がより多くの場で受け入れられることと、未成年女子の保護の狭間で問題が発覚したようです。
LGBTQについて広く認知され、よりインクルーシブな世界へと変貌を遂げる現在ですが、そのために新たな問題が浮上することもあるようです。『Daily Mail』『Mirror』など数多くの海外メディアが報じました。
■トランスジェンダーのチアリーダー
アベリー・メドロックさん(25)は、トランスジェンダーの女性でチアリーダー。7月に、アメリカ・テキサス州にあるレンジャー・カレッジで行われていたチアリーディングキャンプに参加していました。
しかし7月22日に、アベリーさんは突如「チアリーダーを引退することになりました」とFacebookに投稿。トランスジェンダーとして女子チアリーディングチームに加わっていたものの、チーム内の女子から「あなたは男」「おちんちんがついてる」などと差別的なことを言われたため、口論になったことが記されていました。
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■差別的な発言で口論に
一方で、アベリーさんに差別的な発言をしたとされるカーレイさん(17)は、この時アベリーさんに首に手を回されたと主張。恐怖に駆られた他のチームメイトとロッカールームに避難して施錠し、自分の父親に助けを求めました。
食い違う双方の言い分に業を煮やしたのか、アベリーさんはロッカールームから差別的な発言をするカーレイさんに、ロッカー外から話しかけている動画を投稿。カーレイさんの首をしめるどころか、接触すらできなかったと主張しました。