ライアン・ゴズリング『ラ・ラ・ランド』(2016年):「イケオジ」作品のススメ

オーバー40男優「イケオジ」のススメ:ライアン・ゴズリング。共感を呼ぶ親しみやすさ。


■夢追い人の親しみやすさ

ライアン・ゴズリング
(引用:IMDb.com, Inc)

血と硝煙にまぎれた暗殺者の「シックス」は、一般的な生活からかけ離れたキャラクターですが、どことなく親しみやすさを感じるのは、ゴズリングの持ち味が生きているからかもしれません。

1980年11月12日、カナダ生まれのゴズリングは、現在も活躍する俳優を多く輩出した子供向けテレビ番組『ミッキーマウス・クラブ』出身。子役として、お茶の間の子供たちと同じ目線で活動していた経験があるせいか、日常を生きる「親しみやすい人」がよく似合います。

そういう意味で、ゴズリングのイチオシおすすめ出演作は、大ヒットミュージカル映画『ラ・ラ・ランド』(2016年)。夢を追うジャズピアニストのセバスチャンと、女優ミア(エマ・ストーン)の恋の行方を追うシンプルなラブストーリーですが、鑑賞後は、胸に響くドラマティックな感動をおぼえること間違いなし。それは音楽と映像美のおかげだけでなく、ゴズリング演じるセバスチャンが、恋を通じて人生を生きる「親しみやすさ」が、観る者の共感と哀愁を呼び起こすからだといえるでしょう。

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(文/fumumu編集部・尾藤 もあ

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