茂木健一郎、“三日坊主”に持論　「続くか続かないかという視点で見るから…」

茂木さんならではの意見に「気持ちが切り替わりました」といった反応も。

2022/07/26 20:00

26日、脳科学者の茂木健一郎さんが自身のツイッターを更新。

何事も続かない「三日坊主」について持論を展開し、話題となっています。

■「始めたこと」がまず偉い

この日、自身のツイッターで「三日坊主」について言及した茂木さん。

「学ぶことにせよ、仕事にせよ、今までやっていなかった新しいことをやろうとするならば、そのときに『立ち上げ』をしなければならず、そこに関わる脳回路がそのような活動をするからそれが偉い」と記し、たとえ継続できなかったとしても「始めたこと」つまり、「立ち上げ」を評価する考えを示します。

つづけて、「3日で終わってしまったとしても『あー私はダメだ』『長続きしなかった』とマイナスな自己評価をしたとしても、そのような自分を外部から見る『メタ認知』が立ち上がっていることが偉い」と記し、自責の念もメタ認知として見られ、むしろ脳の働きとしては良いと語ります。

茂木さんは、「三日坊主も100回繰り返せば300日坊主になるわけだから、結果として続くことになる」と言及し、途中で辞めてしまったとしても、都度仕切り直し、それを繰り返すことが重要といいます。

つづけて「続くか続かないかという視点で見るから『三日坊主』という否定的な評価になるわけで、そうではなくて、ある行動をする『確率』過程が毎日続くと思えば、ベストエフォートでその行動をする確率を少しでもあげていけばいい」と持論を展開。

茂木さんならではの意見に、ファンからは「自己嫌悪からベストエフォートへ気持ちが切り替わりました」といった反応が寄せられています。

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