秘密のお願いごとから涙の物語まで… 「遺体安置所」での仰天エピソード

亡くなったことで発覚した浮気に対する復讐や最後まで読めなかった絵本など、お別れの仕方も十人十色。


■殴るためだけに来た妻

夫のジョーさんを亡くしたレイチェルさんは、2歳の子供がいます。しかしジョーさんの死によって、子を授かるために不妊治療を受けていた頃からの長年の浮気、さらには婚外子がいることも発覚したそうです。

遺体安置所に入ったレイチェルさんは、ジョーさんの顔を長い間睨みつけたかと思えば、何度も殴りました。そして「殴ってやるためだけに来ました」と、ケイトさんに告げたそうです。



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■最後まで読めなかった絵本

誘発分娩の末、アビゲイルと名付けられた赤ちゃんを亡くした50代の母親は、精子ドナーによる妊娠でした。そしてこれが子を持つ最後のチャンスだったそうです。母親はケイトさんに「娘に絵本をセットをすべて読む」だと話したといいます。

母親は言葉通り毎日、1日2回以上も誰もいない時に安置所を訪れ、絵本を読み続けました。しかし、アビゲイルちゃんの皮膚が傷み始めたのを目の当たりにし、仕方なく心を決めて葬式の手配をしました。ケイトさんは「悲しみ方に正解はないけれど、立ち止まって名残を惜しむ時間があってもいいのでは」と考えたそうです。

人生は人それぞれなように、最後のお別れにもさまざまな形があるようですね…。

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(文/fumumu編集部・原田 パラン

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