「徐に」は何と読む? 約3割が誤読…じつは意味を勘違いする人も多い言葉

誤読に加えて約4割の人が意味を勘違いしている「徐に」。意味もあわせて正しく使用できるようにしたいですね。

■意味を間違えている人が半数も?

ちなみに、平成26年度の「国語に関する世論調査」で「徐に」が取り上げられた際に、正しい意味である「ゆっくりと」を選択できた人は44.5%と約半数。

一方で、誤った選択肢の「不意に」をを選んでしまった人が40.8%となり、意味を勘違いしている人が多いことが分かっています。


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■年代別に見ると…

しかし、これを年代別に見ると、年齢が高くなるにつれ、本来の意味である「ゆっくりと」を理解している方の比率が高くなるのです。

一方で、50代を境にそれより下の年代では、誤った意味である「不意に」と解釈される傾向があることが分かっています。

約3割の人が読み間違え、約4割の人が意味を勘違いしている「徐に」という漢字。意味もあわせて正しく使用できるようにしたいですね。

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(文/fumumu編集部・丸井 ねこ
【調査概要】
方法:インターネットリサーチ
調査期間:2022年5月28日~2022年6月6日 調査対象:全国10代~60代の男女1,590名

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