『スッキリ』酷暑で野菜にも影響が… 農家やスーパーからのコメントに驚きの声
ある農家からは「トータルでいうと100万円くらいの損害」と悲痛なコメント。
30日放送の『スッキリ』(日本テレビ系)では、早い梅雨明けや猛暑がもたらす、野菜の価格高騰や酪農への影響が伝えられました。
同番組の取材のなかで見えてきた、農家や酪農家によるリアルな悲鳴とは…。
■暑さ、水不足により野菜の”B品“が増える
同日の放送では、全国各地で早すぎる梅雨明け、そして連日の猛暑により、トマト、トウモロコシ、ナス、キャベツといった野菜の生育に影響が出ている現状が伝えられました。
今年は、高温と水不足により、市場価値の低い”B品”が増えているといい、トウモロコシは、「先まで身が詰まっていない」、キャベツは「葉が傷む」、ナスは「ツヤがない」トマトは「皮が日焼け・身が柔らかい」など、暑さに強いとされている夏野菜にもダメージが。
茨城県内のある農家では「トータルでいうと100万円くらいの損害」と悲痛な叫びも。
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■一時的な安値も…高騰は「秒読み」
野菜が高値になる…はずが、都内のスーパーでは、一時的に安値になる現象が。
取材に応じたスーパーを運営する会社社長は、「早い梅雨明けで急に夏になったことで、真夏の商品が一気に出回り、値段も一気に下がった」と説明。しかし、この現象は長く続かないといい、野菜の価格高騰については「秒読み段階」とコメント。
「キャベツ、ホウレンソウは来週には影響、トウモロコシは今週末か、来週には影響」と述べ、今月末には軒並み野菜の価格高騰が始まると説明。
買い物客からは、「トウモロコシと枝豆は毎日食べてます」「本当に毎日食べたいので心配です」といった声が上がりました。
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