わざと焦がした「黒山乃が美」新登場 これはパンのローストビーフや…
高級食パンにありがちな、はちみつの使用もなし。ややビターな味わいが大人向きですよ。
高級生食パンの「乃が美」が、7月1日から新ライン「黒山乃が美」を販売スタート。
fumumu取材班が、新商品発表会に参加してきました!
■まさかの焦がしパン
今回発売する「黒山乃が美」(レギュラー(2斤)972円・税込/ハーフ(1斤)486円・税込)は、業界のタブーである“焦がし”をあえて取り入れた食パンです。名前のとおり、山の部分が黒く焦げてる!
同商品は「ご飯のおこげや、もんじゃのおこげが美味しいなら、おこげを活かしたパンもいいよね」という観点からできました。
全国で100以上ある工房で、同じ“焦がし”を作ることには苦労したそうです。各かまどの温度調整が異なるため、各地で何度も焼き直しながら、地道に調整したのだとか。
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■想像より苦くない…!
食べてみたところ、焦がしの部分は想像より苦くありませんでした。「ややビターだな」程度です。
内側はもっちりとした食感に対し、黒山部分は少し乾燥しています。
生食パンですが、ハチミツ不使用で全体的にも甘さはひかえめのバランスがとれた味わいです。
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■シェフも「レストランクオリティ」と絶賛
ミシュラン1つ星を3年連続で取得しているレストラン「Sio」のシェフである鳥羽周作さんは、「レストランクオリティだ」と言います。
水分をかけ、焦がすことでうまみが外に逃げない構造になっている同商品について、「(通常の)食パンが焼き肉なら、黒山乃が美はローストビーフだ。ぎゅっと中にうまみが凝縮されている」と例え、太鼓判を押しました。
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■おすすめはマヨネーズ
甘いジャムはもちろん、塩味と合わせても美味しいのが同商品。
鳥羽さんのおすすめは、“1.5㎝幅に切り、マヨネーズをかける”食べ方です。会場で試食したところ、マヨネーズの塩味と酸味で味がしまりました! パンがマヨに負けることもなく、とても美味しかったです!
筆者は、オリーブオイル、塩、生ハムを乗せて食べてみました。オリーブオイルを食パンが吸いこみます。パンなのに塩気がマッチして、永遠に食べていたいくらい好みの味に…!
じつは乃が美では今回初の試みでもある、山型食パンです。ぜひチェックしてみてくださいね。
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(文/fumumu編集部・ヤギコ)