「憚り」は何と読む? 『火垂るの墓』節子のセリフにはこんな意味があった…

普段あまり目にしない「憚り」という言葉。その意味と読み方を知っておくと、ちょっとカッコいいかもしれません。


■『火垂るの墓』の“はばかり”の意味は?

ちなみに、スタジオジブリのアニメ映画『火垂るの墓』のなかで、親戚の家を出て兄と2人で生活することとなった節子が、兄の清太に「憚りはどこにするん?」と尋ねる場面があります。

じつは「憚り」は、「トイレに立つ」ことを指す言葉として使われることもあるのです。セリフだけを聞くと「どういう意味?」と思ってしまいますが、節子はトイレについて尋ねていたんですね。

あからさまに口にすることが“憚られる”ことから、「憚り」と呼ばれるようになったそうです。

この他にも、トイレを指す言葉として「閑処(かんじょ)」や「厠(かわや)」などがあります。



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■「おごり」を漢字で書くと…

なお、間違えて読んでしまう人が多かった、“得意になって威張ること”を意味する「おごり」を漢字で書くと、「驕り」。

「あせり」は「焦り」となります。

送り仮名が同じだと、うっかり読み間違えてしまいそうですが、ビジネスシーンなど公の場で間違えてしまわないよう、気をつけたいですね。

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(文/fumumu編集部・衣笠 あい
【調査概要】
方法:インターネットリサーチ
調査期間:2022年5月28日~2022年6月6日 調査対象:全国10代~60代の男女1,590名

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