『めざまし8』バンクシーと疑われた英国議員が辞職 専門家が語った“懸念”
バンクシ―ではないかと疑われたイギリスの議員が辞職に追い込まれたという報道。『めざまし8』でも取り上げられ、日本でも注目を集めています。
1日放送の『めざまし8』(フジテレビ系) では、謎の覆面アーティスト・バンクシーと疑われ、辞職まで追い込まれた、イギリスの元議員であるウィリアム・ガノンさんについて報道。
疑惑の原因となった、ガノンさんの過去の経歴なども紹介されました。
■疑惑が原因で議員を辞職
イギリス・ウェールズ南西部の町、ペンブローク・ドックの町議会議員を務めていたガノンさんは、覆面芸術家・バンクシーではないかという疑いをかけられ、5月に選出されたばかりの議員を23日に早期辞職。
ガノンさんへの疑惑は今年1月頃から広まり、当選後はさらに激化。当初は、「ライバル候補が悪意を持って流したもの」と主張していたガノンさんでしたが、「偽名で活動している議員がいることは町の評判を落とす」と「偽名で活動している」という批判まで届くようになってしまったそうです。
追い込まれた末に、議員を辞職する事態になったガノンさん。
辞職後、一連の出来事に抗議として、「I Am Not Banksy.(私はバンクシーではない)」といったバッジを自作し、日常的に着用するように。「バンクシーではないことを証明する必要がある人には無料で配布する」とも語りました。
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■専門家は他のアーティストへの影響を懸念
ガノンさんが疑われた原因の一つは、過去の経歴です。
ガノンさんは、地元を拠点に子供の遊び場や病院の壁といった、壁画を描くアーティスト活動を行なっていました。そのため、“イギリスのアートストリート”として疑惑をかけられるようになった可能性が高いとか。
このことについて番組では、京都精華大学の全学研究機構長・ウスビ・サコ氏がコメント。
「覆面であっても、ここまでバンクシーの芸術が高く評価されていることは、芸術を扱ってる大学の者として本当に光栄」と前置きした上で、「バンクシーと同じ才能を持っている人たちが皆このような対象になってくるのでは」と懸念を示しました。
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