政府によるゼロコロナ政策でロックダウンが実施されている中国・上海。
食糧不足による不満が続出する中、日用品の配達を担うドライバーの日給が1万元(約20万円)を超えていると現地メディアが報じました。
■生活用品を運ぶドライバーがぼろ儲け中!?
現在「食糧はあるものの配達する人が足りていない」という状況に陥っている上海。この非常事態の中、重宝されるのがロックダウン中の区域に入ることの出来る「通行証」を持つドライバーです。
配給品の奪い合いが各地で行われている現在、生活物資を届ける彼等日給がなんと1万元(約20万円)を超えていることが発覚しました。そのきっかけはとある配達員がネット上で公開した自身の給与明細画像から。そこには、驚くべき数字が記載されています。
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■その理由は顧客による「チップ」
現地メディアの報道によると、この「日給20万円以上」の給与明細は本物であるとのこと。
明細には4月9日分の給料が確かに1万6775元と書かれており、これは日本円にすると約32万円と、日給とは思えない数字です。
配達員は9日、複数の家に配達を行ったのだそう。基本給が534元、特殊ボーナスが1678元と平均的な数字が続く中チップが7876元と日給が高額になった理由が明かされています。
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