懐かしの都市伝説が時と国境を越えて 「美輪明宏待ち受け」が台湾でブーム
「願いが叶う」あの待ち受けが10数年の時を超えて台湾で大ブームに。老いも若きも画像を入手。
美輪明宏さんの写真を待ち受けにすると願いが叶う、恋が成就する、お金がたまる…など様々な効果があるという都市伝説が2000年代にどこからともなく流行りはじめたことを、ガラケー時代に青春を過ごした皆様は覚えていらっしゃいますでしょうか。
iモードのサービスが終了し、ガラケーも一種の歴史になりつつあるスマホ全盛期の今なんとお隣の親日国・台湾で全く同じ都市伝説が大ブームになっているようです。
■何故時と国を超えてブームが?
台湾で現在囁かれている噂は「スマホのロック画面を美輪明宏さんにすると幸運が訪れる」というもの。内容はかつて日本で流行ったものと同じく、恋愛成就や金運上昇など様々ですが、「黄色い服を着ている美輪さんは金運」「ピンクは恋愛運」など、色指定があるところまでかつての流行と同じです。
10数年前に流行った都市伝説が何故!?と思う方も、まさに美輪さんを待ち受けにしてた!という方もいらっしゃると思いますが時と国を超えて台湾で再ブームが起こった理由は「ネット」なのだそう。
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■インスタをキッカケに
きっかけは台湾のインスタグラマーが、美輪さんの数奇な人生をシェアしたことにある様子。長崎出身の美輪さんが戦後荒波のような時間を乗り越え芸能界で成功をつかんだことや、作家・三島由紀夫との関係などを詳しく紹介したところその数奇な人生に多くの台湾のネットユーザーが涙し、共感したことからはじまります。
その流れで「日本にはかつて美輪さんを待ち受けにする文化があった」と伝えられた途端、多くの人が美輪さんの画像を入手。
すると、次々に「ロトが当たった!!!」「Tinderで良い人に出会えた。医者の嫁になります」「仕事がうまくいって会社から賞金が出た…美輪さんの待ち受けにしてから突然です」などといった体験談が紹介者に寄せられ、当人も「マジ?美輪さん、Tinderのイメージキャラクターになってはどうだろう」「これだけ体験談が寄せられると信じざるを得ないな」と驚く様子をストーリーズで見せていました。
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