ウィル・スミスの「平手打ち謝罪」に日米で論調の差 その理由とは
ウィル・スミス氏がアカデミー賞でプレゼンターを平手打ち。その行動に賛否両論。
■日本とアメリカで「意見」異なる
一連の事件に対し、日本のネットユーザーは「暴力はダメだけど私がワイフだったらスッキリする」「思わずかっこいいなと思ってしまった」「あの状況でも行動した勇気がすごい」といった擁護派が多く見受けられましたが、英語圏のネットユーザーからは主に「暴力」に対する批判が寄せられました。
「どんな冗談であっても手だけは出すな」「アカデミー賞という晴れ舞台を台無しにした」という論調が強く、ひとまず笑いで済ませたクリスさんを称賛する声も多数あがっています。
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■影響力があるからこそ
当人にとって不愉快な「冗談」は、生きていれば必ずといっていいほど遭遇するもの。
妻を思う気持ちは称賛に価しますが、アメリカではこういった場合、直接的な暴力行為ではなくウィットに富んだ言葉で「反撃」することが良しとされており、「教養がある」と見なされます。今回は特に影響力の強い俳優であったことやアカデミー賞という大舞台で起こった事件ですから、余計に厳しい目が向けられているのでしょう。
世界ではクリスさんの発言も含め賛否両論が沸き起こっていますが、ひとまずは主催側の判断を仰ぐ形になりそうです。
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(文/fumumu編集部・鳳 あゆ子)- 1
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