おうちで映画三昧:「イケオジ」作品のススメ ⑦リーアム・ニーソン

オーバー40男優「イケオジ」のススメ⑦リーアム・ニーソン。レジェンドは市井の人も魅力的

■リアルな人物にかける演技力

リーアム・ニーソン
(引用:IMDb.com, Inc)

その後ニーソンは、これまた実在したアイルランドの独立運動家『マイケル・コリンズ』(1996年)に扮し、第53回ヴェネツィア国際映画祭ボルピ杯(最優秀男優賞)を受賞しています。

つまりニーソンのレジェンドたるゆえんは、実在の人物をリアルに演じる説得力の高さだといってもいいでしょう。


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■さりげない父親役に共感

リーアム・ニーソン
(引用:IMDb.com, Inc)

そんなニーソンですから、『スター・ウォーズ』(1999年)のクワイ=ガン・ジン役に代表される正義の味方も、『バットマン ビギンズ』(2005年)で見せたラーズ・アル・グールのような悪役も、どんな役でもお手のものなのは当然です。

そこで、あえてニーソンの出演作で一番おすすめしたいのは、『ラブ・アクチュアリー』(2003年)。

同作は、以前もご紹介した、『アバウト・タイム~愛おしい時間について~』の名匠リチャード・カーティス監督がメガホンを取った作品。クリスマスを舞台に、様々な人々の悲喜こもごもを描く見事な群像劇です。

その中でニーソンは、妻を亡くし、息子との関係に悩む父親役を好演。どこかに必ずいるような父親の姿に、思わず共感してしまうはず。ニーソンの演技はもちろん、その他の豪華共演者たちが紡ぐ何気ない日常の物語に、ほっとした温かい気持ちになれること請け合いです。

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(文/fumumu編集部・尾藤 もあ

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