「転職したけど、もうやめたい…」 結果を焦らないための考え方
転職直後に「もう辞めたい」。すぐにでも辞めたいときにこそ考えたいことを、3つご紹介します。
「新しい会社に入って、心機一転がんばるぞ!」と思っていたのに、転職してすぐに「もう辞めたい」。
パワハラやセクハラなど、目に見える問題があるなら別ですが、中にはこれといった理由がないのに辞めたくなる人もいるようです。
転職直後に「辞めたい」と感じたときに意識したいことを、fumumu取材班が聞いてきました。
①評価は少しずつ
「転職先での評価は、少しずつ積み上げていくものだと意識したほうがいいと思います。新卒ではなく中途採用で入ると、前の職場での評価を引きずってしまう場合もあるから。
前の職場で周りに認められていた人ほど、同じか、もしくはそれ以上に評価されないと『こんなはずじゃなかった…』と後悔してしまうんじゃないでしょうか。
転職先の人は、前の職場でどれくらい評価されていたかなんて知らないですからね。転職してすぐに自分が求める評価を得ようとせずに、時間をかけて少しずつ信頼してもらおうと考えたほうがいいと思います」(30代・女性)
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②まずは話してみる
「転職直後に『もう辞めたい!』と思ったことがあったんですけど、そのときは圧倒的に周りとのコミュニケーション不足でした。人間関係が新しくなって、気軽に誰かに相談することができなくなっていたんですよね。中途採用だから新卒の子たちと比べると早く結果を求められている気もして、焦りもありました。
職場の人とランチをしたり、ちょっとした休憩時間に話して親睦を深めていくうちに、仕事の相談も気兼ねなくできるようになって。気づいたら、もう辞めたいとは思っていませんでした。
確固たる辞めたい理由が思い当たらないなら、孤独に苦しんでいる可能性もあると思います。職場の人と仕事以外の会話をしてみると、自分の居場所ができた気がして落ち着くかもしれないですよ」(20代・女性)