付き合った当初は幸せに溢れていても、時間が経つとともに心が揺れてしまったり、相手を信頼できずに疑ってしまったりすることは少なくないでしょう。愛は目には見えず形もない、非常に抽象的なものです。
そんな気持ちを共有するのですから、ときにはすれ違いがあるのも仕方がないともいえます。
■3人に1人が本当の愛を…
fumumu編集部では、全国20〜60代の男女1,477名に本当の愛を感じた経験についての調査を実施しました。
「感じたことがない」と答えた人は29.7%と、約3人に1人もいることが判明。愛とはどのようなものなのか、改めて考えさせられる結果ではないでしょうか。
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■恋人だけでなく家族や友人からも
本当の愛を感じている人は恋人だけでなく、家族や友人などの気持ちを強く受け取っています。
「今の彼氏から、とても愛されていると感じています。そんな気持ちに答えるために、見た目だけでなく中身ももっと磨いていきたいなと思っているんです」(20代・女性)
「彼氏がいなくても、家族や友達からたくさん愛をもらっています。本当の愛を感じないんじゃなくて、気づいてないだけでは?」(20代・女性)
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■浮気性の人は愛を感じにくい
自分を浮気性だと思っている人は、4割以上が本当の愛を感じたことがないと答えています。
本当の愛を求めていろんな人と関係を持つものの、やはり感じることができないのかもしれません。
「彼氏ができても、相手の気持ちを信用することがなかなかできません。不安だから相手の気持ちを何度も確認して、振り回すこともしばしば…。
どんなに『愛してる』と言われても疑うのだから、満たされることなんてありませんよね」(20代・女性)
自己肯定感の低さが影響しているとの意見も。
「うちは典型的な毒親で、小さい頃から親の顔色をうかがってばかりでした。親からの愛を感じることがほとんどないために自己評価が低くなり、他人からの愛も信用できなくなるもかも…。
ただ今は『親と自分は違う』と思えるようになり、少しは周囲の愛も受け入れられるようになった気がします」(30代・女性)
今は本当の愛がわからない人も、精神的な成長とともに感じる日がくるかもしれません。
(文/fumumu編集部・ニャック)