LGBTについて認知されつつあると言われていますが、実際、認知されたことでどのような変化があったのでしょうか。
経験により、良いことも悪いこともあるかもしれませんが、fumumu取材班は「よかった」と思うことを聞いてみました。
①社会が変わってきた
「少しだけLGBTという言葉が認識されるようになったこと、そういった性の人も世の中にはいるという事が知られるようになったことですかね。
ただLGBTがいても、自分の身の回りや目の前にいるなんて思っていない人が大多数なのは変わりないですけどね。
上手くいけば、カップル証明も手に入れられて社会的な補償が得られる可能性があるのは、今後に期待できる事だと思います」(20代・女性)
関連記事:LGBTに対して否定的な人に… 当事者が「これだけはやめて」と感じていること
②性的指向を話しやすくなった
「今は20代の私が中学・高校生くらいの頃はまだLGBTという言葉自体が余り知られておらず、自分がLGBTであると明かすことは、はばかるような感覚がありました。
しかし、最近はカミングアウトする人の話が耳に入ることが多くなり、相手を選べば話せる空気になってきつつあるかな、と。
まだ、家族から理解が得られず悩む人も少なくありませんが、以前は家族にすら話せない空気を感じていた人はもっと多かったように思います」(20代・女性)