チック症YouTuber、接客バイト面接でまさかの展開 面接官から…

チック症ユーチューバーが接客業のバイトを受け…病気の受け止め方をめぐる、なかなか難しい展開に。

■自己啓発に聞こえた?

…と、ここまでならシンプルに良い話ですが、タカハシさんは「嬉しい反面、チックを意識されてると思うと非常に居心地が悪かった」と告白。

また、面接を担当してくれた人が言った「チックがある分、笑顔ね!」「弱みがある分、魅力的になれる」などの言葉が、タカハシさんには自己啓発チックに思えて、「ポジティブ論だけではうまくいかない」と思ったそう。また、症状を必死で我慢していたにも関わらず、「君のチックならまだマシ」と言われたそうです。励ますつもりだったかもしれませんが、当事者としてはツラい言葉だったでしょう。


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■「辞退」に視聴者は…

面接を終えて外に出ると、我慢していたせいかチックが倍になって出てくることに。足がフラフラして立つのも大変に感じるなど、タカハシさんによると「生命の危機を感じた」ほどで、「やはりバイトは辞退したいと思う」と綴りました。

今回の動画に対し、コメント欄には様々な声が。「チャレンジできるタカハシくんは超かっこいいと思います」と励ます声のほか、「誰も悪くないのになんだろうこのやり切れない感じは」「辞退したのはちょっともったいないなと思いました。ご本人が生命の危機を感じたというから仕方ないかもしれませんが、採用してくれた方のような人は私(53歳)の経験からもなかなか出会えないかもしれません」などの声が確認できます。

すでに頑張っている人に対して、励ましの言葉を送るのにリスクがあるのも事実。しかし、違いを認めて採用してくれる人が、社会にそう多くないのもまた事実…単純に誰かが悪いと言い切れる出来事ではないだけに、難しいですね。

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(文/fumumu編集部・柊青葉

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