オリラジ中田、原価率65%のアパレル事業を発足 「正気の沙汰ではない」
原価率は驚異の65%! サステナブルなアパレルブランドを始めることを明かしました。
芸人・ユーチューバーの中田敦彦さんが5日、自身のYouTubeチャンネル『中田敦彦のYouTube大学』(登録者数403万人)を更新。
アパレル事業を立ち上げることを報告しました。
■環境への負荷が大きいアパレル事業
昨今、ユーチューバーが相次いで立ち上げているアパレルブランド。彼らが持つ影響力に、アパレル企業が目をつけたことの裏返しと言えます。
しかし、アパレルは昨今、環境への負荷が大きいことが批判されがちなビジネス業態。効率化のための大量生産、ブランド価値を下げないためにセールしない企業の存在、在庫として持ち越すより破棄したほうが節税になる…などの背景があり、例えば2018年にはバーバリーが42億円分相当の売れ残り商品を焼却処分したことが大きな話題に。
また労働力の搾取など、人権問題も注目を批判の理由となっており、様々な観点から持続可能性に配慮したサステナブルブランドへの置き換えや、古着への転換が叫ばれています。
【動画】オリラジ中田さん、社会貢献・ライフワークとしてアパレル事業を立ち上げ
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■原価率65%に「正気の沙汰ではない」
そんな状況のなか、中田さんはアパレル事業「CARL VON LINNE」の立ち上げを発表。日本の町工場とタッグを組みつつ、”生産過程の公開”、”原価公開”など、今までのアパレル業界では頑なに隠されてきた部分を明かすようです。
なお、気になる原価率は…驚愕の65%。通常のアパレルで15~30%、海外のサステナブルブランドで50%で、さらにそこに他の経費も重なることを考えると、中田さん本人も「正気の沙汰でない」と述べる数値です。
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