LGBTカップルが悩む居住問題。田舎と都会、どちらが良いのでしょうか。fumumu取材班は意見を聞いてみました。
①田舎派
「田舎と言っても様々ですが、私は山が近いような場所に住んでいます。引っ越してみると保守派というより確信派だったので、新しいことも積極的に受け入れてくれるような場所でした。
レズビアンであることはカミングアウトはしていないけれど、堂々と生活していますが、若い女2人だからか気遣っていただき、余分に作った料理をいただくこともあります。
私達は気楽に生活できてありがたいですが、受け入れてもらえないと肩身が狭い思いをすると思うので、遠方でも物件の内覧時にきちんと近所周りもチェックしたり、数回の引越しを前提として良い街を探す…となると、住む前が大変かもしれません」(20代・女性)
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②都会派
「田舎は保守性や人数の少なさが災いして好奇の目で見られる可能性は高いように思います。一定年齢で異性婚をすることが良し・当たり前という考え方が根強いのも向かい風です。
都会の定義を地方都市まで拡大しても、同性同士で暮らしていても普通に社会生活を送る分には何も咎められませんし、ゲイバー・ビアンバーなどの盛り場やコミュニティにも参加しやすいですし。
愛し合っているとはいえ、カップルのみで孤立してしまうのは健全な状態とは言い難いと思います」(40代・男性)