「ナゾノクサいる!」 松丸亮吾、キラキラの目で『ポケモンワンダー』をアピール
よみうりランドに誕生したエリア「ポケモンワンダー」。企画・クリエイターとして携わった松丸亮吾さんが思いを語りました!
1日、東京・よみうりランドで「Pokémon WONDER(ポケモンワンダー)」発表会が開かれ、企画・クリエイターとしてアクティビティ制作に関わった、タレント・謎解きクリエイターの松丸亮吾さんが登場。
ポケモン、そしてポケモンワンダーへの熱い思いを語りました。
■勝てない兄たちに対抗すべく、ポケモンを勉強
大のポケモン好きで知られる松丸さんとポケモンの出会いは、ゲームシリーズ3作目『ポケットモンスター ルビー・サファイア』。それまではお兄ちゃんたちがプレイしているのを、横から眺めていたそう。
やっと自分も楽しめる歳になり、プレイを始めたものの…「うちの兄弟は結構やばい兄弟なので(笑)、通信しても全然勝てなくて。(相手のポケモンを)1匹も倒せないまま、全部やられる…みたいな。もう全然勝たせてくれない。全然ハンデもくれない」状態だったといい、「ひどいですよねー!」と訴える松丸さん。
「僕、ずっと『みねうち』(必ず体力が1残る攻撃)を打ってたんです…」と、明らかに攻撃選択を間違える末っ子に、誰もアドバイスはしてくれなかったとか。「それが悔しくて。ポケモンが強くなりたくて、勉強したり名前覚えたりした」と振り返ります。
■机上の空論だったものが…
今回、企画・クリエイターとして「ポケモンワンダー」に関わることになった松丸さんは「ポケモンの世界を、ゲームで体験しているだけでも楽しかったし嬉しかったんですけど…その世界が、日本のこの森に再現されたら凄まじいことだなと思って。自分が憧れてたフィールドが目の前に広がっていく感覚、実際に頭の中でこんなポケモンがこんなところにいたらって、机上の空論だったものがどんどん形になっていって」と熱弁。
「テストプレイのときとか、自分でここに置くって言ったはずなのに、見つけた瞬間超嬉しかったんですよ。『うわ、ナゾノクサいる、すげえ!!』って! 自分が好きで憧れ続けた、ちっちゃい頃の思い出を子供たちにリアルに体験してもらえるのはすごくやりがいだし、嬉しいこと」と目をキラキラさせます。
ちなみに好きなポケモンは「ヒバニーとジグザグマ」だそうで、「(「ポケモンワンダー」にも)出したかったなー、ジグザグマ! 何回かゴリ推したんですけどだめでした」と残念そうに苦笑い。
■ポケモンが暗号残すわけなくて…
もちろん制作にあたって、楽しい事ばかりではなかったそうで…。「今までの謎解きは、日本語を使ってよかったんですよ。問題を出すときに、言葉遊びとか使って結構問題を作ってきた。でも、今回はポケモンですし、森の体験。ポケモンが暗号残すわけがないんですよ。自分の場所を謎解きで出すわけがない」と苦労を明かします。
クレソ博士の調査隊の一員として、ポケモンリサーチャーになる参加者たち。調査ノートに残された手がかりを元に、草の中や水の中、はたまた土の中を探す体験をするのですが…「実際にテストプレイをしたら、子供たちがそこまでたどり着けなかったり…意図しない方向に曲がってしまう」と、思うようにいかない場面もあったそう。「子供の想像力はすごいので、そこをうまく自然に見つけられるように設計した」とか。
「どのポケモンがこの森にふさわしいのか。生き物には生態があるので、この森にいて自然なポケモン、不自然なポケモンがいる。どれだけ面白いギミックが思いついても、ポケモンが不自然になったらボツになりましたね」と、かなりこだわって作られた今回のアクティビティ。
会見が終わった後も、松丸さんは「マジで面白いんで、マジで面白いんで!」と最高の笑顔で取材陣にアピールしていました。
よみうりランド「ポケモンワンダー」は7月17日(土)よりオープン予定です。
・合わせて読みたい→体目的にされてない? 男性の狙いを見抜く方法
(取材・文/fumumu編集部・たつきあつこ)