2日放送の『太田伯山ウイカの「はなつまみ」』 (テレビ朝日系)にて、MCを務めるお笑いコンビ・爆笑問題の太田光さんが、パワハラについて持論を展開しました。
■指導法が「ほめて育てる」に変わって…
今回のゲスト進行は、テレビ朝日アナウンサーの弘中綾香さん。30歳になり、後輩へ指導する立場になった弘中さんは、自分が受けてきた指導方法と今の指導法が全く違い、困惑してるのだといいます。
「今はパワハラの問題もあって」と前置きしたうえで「ダメ出しはするな」など、指導は「ほめて育てる」方向にシフトしてきているのだそう。
そこで、太田さんが「弘中ちゃんが悩んでるのはおそらくアナウンサーの振る舞いの指導というより『会社員としてどうするか』ということ。アナウンサーって半分タレントで半分会社員。そこが一番難しいところ」と話を始めます。
■実際に漫才をしてみせて指導
また太田さんは、かつて後輩の芸人が解散することになり「解散するなら一回ネタを見せてみろ」と言ったことを回顧。
見せてもらうと「ビックリするくらい下手」だったそうで、太田さんは「ここがこう」「そんな言い方しないでもっと鼻に抜けるように言え」など発声方法も指導。しかし「延々6時間くらいやった。でもできなかった」と振り返りました。
当時を振り返りながら「でもそれは技術指導だからパワハラにならないわけ。だから弘中ちゃんが、アナウンスの技術を教えている分にはパワハラにはならない。でも礼儀作法や『ああいういい方は良くない』とかはパワハラになる可能性がある。『私には私のやり方がある』と言われてしまう」と力説しました。