おうちで映画三昧のススメ:ブラッド・ピット出演作ならコレ
昨年オスカー俳優となったブラッド・ピットの出演作『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』に迫る!
おうち時間がますます増えていそうな今日この頃、いかがお過ごしでしょうか?
当コーナーでは、先月4月25日に発表されたアメリカ映画の祭典「アカデミー賞」をふり返る体で、同賞にまつわるおすすめ映画を、自由気ままにご紹介しています。
さて、今年の助演男優賞は、ダニエル・カルーヤが受賞しましたが、プレゼンターとして登場したのは、昨年同賞に輝いたブラッド・ピット。
今回ご紹介するのは、彼を同賞に導いた、クエンティン・タランティーノ監督の『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』、通称『ワンハリ』です。
■俳優として初オスカー受賞
1963年12月生まれのブラッド・ピットは、20代での俳優デビュー以来、第一線で活躍し続けている大スターです。
ところが意外にも、昨年受賞した第92回アカデミー賞助演男優賞は、俳優としては初めてのオスカー受賞になったとか。
かつて、80歳で生まれ、どんどん若返っていく男性を演じた『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』、弱小メジャーリーグ球団を強豪に育てた実在の人物、ビリー・ビーンに扮した『マネー・ボール』で、主演男優賞にノミネートされましたが、残念ながら受賞ならず。『ワンハリ』で、待望の初受賞となりました。
■「むかしむかし、ハリウッドで…」
主演男優賞にもノミネートされる実力派のブラッド・ピットが、「助演」として登場していること自体、ぜいたくな『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』。
さらに「主演」はオスカー俳優、レオナルド・ディカプリオですから、さすがタランティーノ監督の采配といえるでしょう。
1969年のアメリカ・ロサンゼルスにあるハリウッドを舞台に、落ち目の俳優リック・ダルトン(レオ)と、その専属スタントマン、クリフ・ブース(ブラピ)を通じて、「ハリウッド映画最後の古き良き時代」が描かれています。
- 1
- 2