カンニング竹山「授業で出産映像」の是非に持論 かつて見た映像を思い出し涙

学校の授業で「出産映像を流すことの是非」について議論を展開。竹山さんは20代の頃に観た映像を思い出し涙を流しました

アベプラ
(画像は『ABEMA Prime』より)

現在、学校の授業では「命の大切さ」を学ぶため、実際の出産映像を流す学校もあります。

昨年には、保健の授業で男性教師が妻の出産映像を流したところ(映像は女性の頭側から撮影、下半身は映っていないもの)、机に伏せて映像を観ていない女子生徒は音声だけで気分が悪くなり倒れ、この様子を観た他の女子生徒2人が体調不良に。

26日放送の『ABEMA Prime』(ABEMA)では、「命の授業はどうあるべきか」「学校教育で出産映像を見せることの是非」について議論を繰り広げられました。

番組MCを務めるお笑いタレント・カンニング竹山さんは、自身が観た「出産映像」について語り、涙を流す一幕も。



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■教師の言動には賛否両論

授業で「出産映像」を流したことで女子生徒が倒れたことから、以降、この学校では映像は使っていないそうですが、男性教師は「身近な生きた教材を使うことで、より伝わることがあると思った」と経緯を説明。「視聴の前に観たくない生徒への配慮が欠けていたことが問題であった」と語っています。

この件には「配慮は足りなかったけど、この先生を責める気にはなれない」「きれいごとじゃないリアルを見せるって大事なことだと思う」と賛同する意見や、「教師による一方的な押し付け」「血に弱い子だとしんどいかも…見せるべきではない」などの批判など賛否両論となっています。



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■竹山「そうやって我々は生まれてきたわけで」

賛否があることに、竹山さんは「何が悪いかさっぱりわからない。そうやって我々は生まれてきたわけで。命の誕生の瞬間ですから」「思春期なので気分を悪くなるでしょう。でも、そういうものですから」と、回答しました。

番組では、福岡県を拠点に活動するタレント・山本カヨさんがリモートで出演。

山本さんは、約30年前にテレビ番組で自身の出産映像を加工なしで、地上波で放送。この時、厚生省がエイズのパンフレットを出したことで、性交渉についての記事が多く出た時。「真実を伝えることで、みんなが何かを感じてもらえたら…」との考え、そして「気持ちいいだけではなく、子供が生まれるための性交渉でもある」というメッセージも込めて放送することを決めたといいます。

続きを読む ■議論になることに「すごく悔しい」

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